竜馬でゆく。

 いつもの日曜。洗濯をしてクリーニング屋へ。


 街に出て駅前のマクドナルドでカリフォルニアバーガーを食す。なんだかフツー。


 ひと駅電車に揺られブックオフに行く。このところ携帯本として読んでいる小谷野敦「文学研究という不幸」(ベスト新書)で興味を持った谷沢永一「運を引き寄せる十の心得」(ベスト新書)を探す。2008年の本なのだが、既にアマゾンやbk1でも取り扱いなし状態。この店にはなし。

運を引き寄せる十の心得 (ベスト新書)

運を引き寄せる十の心得 (ベスト新書)


 地元駅に戻り、駅ビルでお菓子を手提げ袋いっぱい買い込んでから家に戻る。明日この紙袋が張り裂けそうな量のお菓子を職場に持っていかねばならない。これもまた仕事なのだ。

 
 荷物を部屋に置いてすぐにまた歩いて近場のブックオフにも行ってみる。
 やはり、谷沢本はここにもなかった。そのかわり105円棚で司馬遼太郎竜馬がゆく」1〜8巻を見つけてしまう。去年初めて「坂の上の雲」を読んだように、このもう一つの司馬遼太郎を代表する長編をまだ読んだことがないのだ。珍しく今年は大河ドラマを正月からずうっと観ていることもあり、思い切って全8冊をかごに入れる。



 柳亭市馬長屋の花見」を聴きながら歩いて家に帰る。まだ、目に桜の花は入ってこないが、なにかの花粉はバンバン飛び込んでくる。目をシバシバしながら坂を下りて上る。


 帰宅して22日にある“みちくさ市”の準備。文庫を多めにし、できたらCDやビデオも持っていきたい。


 8時から「龍馬伝」。龍馬が龍馬らしくなっていく回なのだが、吉田東洋役の役者がいい。こういう存在感のある顔は観ているだけでうれしくなる。


 『龍馬伝」終了後、未読本が山と並んで待っているのだが、やはり今年のうちに「竜馬がゆく」を読むことにする。


 「文学研究という不幸」読了。