くっつかない糊。

　よく晴れた日。花粉もよく飛んでいた。

　午前中、野外での仕事のため花粉対策にイオンで花粉をブロックするという薬を鼻周辺に塗ってみる。この薬を塗った手がなんだか臭い。この匂いどこかで嗅いだことがあると思ったら、糊の匂いに近いのだ。モノをくっつける糊の匂いが花粉を鼻に寄せ付けない薬の匂いと同じだというちょっとした皮肉を面白がりながらもやはりクシャミはでる。

　退勤後、本屋へ。

• 中野翠「アメーバのように。私の本棚」（ちくま文庫）
• 出久根達郎「作家の値段」（講談社文庫）

アメーバのように。私の本棚 (ちくま文庫)

作家の値段 (講談社文庫)

　そうだ今月のちくま文庫もあれこれ欲しい本がある。この他にも岡崎武志さんが解説を書いている嵐山光三郎「昭和出版残侠伝」が要チェック。

　今月の講談社文庫も魅力的な本があれこれ。出久根本の他にも平岡正明「志ん生的、文楽的」や辻原登「円朝芝居話　夫婦幽霊」など。

　本屋で、首都圏のつけ麺紹介ムックを立ち読みしたため、無性につけ麺を食べたくなり、しばらく行っていなかったラーメン屋でつけ麺を食べる。
　この店の近くに去年できた古本チェーンのブックマートが店の作りや在庫はそのまま別の名前の店になっていたので驚く。

　TSUTAYAで落語のCDを４枚１０００円で借りて帰る。

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