朝は志ん朝、夜も新潮。


 遅番、いつもは観られないNHK朝の連ドラ「カーネーション」を観て、風呂で古今亭志ん朝雛鍔」を聴いてから出勤。


 スターバックスでソイラテをサーモスのマグに入れ、駅ビルでおこわと総菜を買ってから職場へ行く。


 買って来た昼食をとってから夕方まで仕事。そして仕事をいったん終え、歯医者に行き、また職場へ戻ってもうひと働きしてから退勤。



 本屋へ。

  • 『新潮』3月号。


新潮 2012年 03月号 [雑誌]

新潮 2012年 03月号 [雑誌]


 “100年保存大特集 創る人52人の2011年日記リレー”が載っている。このリレー日記は昨年に続いて2度目。古井由吉氏から始まり大江健三郎氏に至る1年間の日記である。


 駅ビルのうどん屋に入って『新潮』日記のつまみ読み。昨年芥川賞を分け合った朝吹真理子西村賢太両氏のものから。パリにいる朝吹さんもそれらしければ、講談社で単行本を出した「廃疾かかえて」と「随筆集 一私小説書きの弁」を〈けったくそ悪さ〉から、無断で新潮文庫に移籍させたというくだりも西村さんらしいとしか言いようがないね。




 帰宅。


 先日買った小澤征爾×村上春樹小澤征爾さんと、音楽について話をする」(新潮社)を読み始める。最初はグールドとバーンスタインの話から。クラシックは素人なのだが、それなりに面白く読める。学生時代に村上春樹中国行きのスロウ・ボート」を読んで初めてグールドというピアニストを知り、レンタルレコードを借りてきて初めて聴いた時のことを思い出す。名前は忘れたがそのレコードではグールドがソロでベートーヴェンの「運命」を弾いていたような気がする。


 この本を読むためのBGMとなればやはりこれかな。



 そう言えば来月の新潮文庫の新刊に「1Q84」が登場するしね。