モヤモヤのない日曜日。

 この2週間ばかり、心が折れたような日々を過ごしていたため日記を書く気にならなかった。この1週間もほとんどカトウさんとはすれ違っていない。仕事に急かされいつもより早い時間に出勤することが多いのだからそれも当然と言えば当然か。


 昨日今日と職場を離れ出張野外仕事に出る。それだけでも気分が軽くなっている自分に気づく。朝4時半起きの始発バス乗車もあまり苦にならない。己の打たれ弱さがしみじみと感じられてなにやら情けない気分もしないわけではないが。


 2日間照りつける太陽のもと立ち仕事をしていたので、足やお尻が筋肉痛になっている。
 

 仕事を終えて横浜西口の有隣堂に寄る。地元の本屋では手に入らないバーナード・マラマッド「レンブラントの帽子」(夏葉社)を探したのだが、今日も見つからず。実は昨日も寄ったのだが、見当たらなかったので同じ西口地下街で行われている古書まつりを覗いて1冊購入。

 昭和56年から刊行され始めた「定本 横光利一全集」(河出書房新社)に関連して書かれた文章を中心にまとめた本。ちょうど僕の大学時代にあたっており、先輩が保昌先生の下でこの全集の編集を手伝っていたこともあって懐かしさから思わず手に取った。


 今日はそのまま地元に戻ってつけ麺屋で夕食。その後、サブカル系古本屋へ。

 100円棚からこれを。


 この文庫化されない名著がグラシンに包まれて100円とはうれしい。

 通常棚からこの名著を。

関西赤貧古本道 (新潮新書)

関西赤貧古本道 (新潮新書)

 新刊書店でも古書店でも最近見かけなくなってしまったこの本が250円とはお得である。既に持っているが買わない手はない。


 最近は仕事の帰りが遅いので本屋にあまり寄れていない。先週買った新刊はこんなところ。

  • 荒木陽子・荒木経惟「東京日和」(ポプラ文庫)

東京日和 (ポプラ文庫)

東京日和 (ポプラ文庫)

 これまで何度も単行本を買おうと思っていたのだが、縁がなく今日まで来たと思ったら文庫で出会えた。


 帰宅してテレビをつけるも、今夜は「モヤモヤさまあ〜ず2」は特別番組のため休止。残念だ。


 昼間の暑さを冷ますためガリガリ君レモンスカッシュ味を食べた。