先週は2日ほど水戸へ出張。宿に着いてから夕食までの空き時間に周辺をブラブラ。新しくできた県庁街らしく、古本屋はないが川又書店という大きめの新刊書店を見つける。
もちろん店内に入る。新書、文庫が充実しているのだが、小説・エッセイの棚は店内の広さに比較して少し寂しいなと思っていると単行本の棚が奥に向かって何列も並んでおり、それが図書館のようにジャンル別に分けられている。僕が求めているような本は、“みすず書房・岩波書店の本”や“国文学・詩歌”といったジャンルで揃っていた。うれしい本屋だ。
もっと奥まで行くとオススメを並べた平台があり、そこで気になっていたこの本を見つけた。
- 作者: 小沢信男
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2009/09
- メディア: 単行本
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ベストセラーになるタイプの本ではないが、地味に三刷になっていることを慶賀し、購入。
出張先で同僚に頼まれていた仕事で使う謎掛けをなんとか作りメールで送る。どんな仕事なんだよ。
金曜日に帰って来て、土曜日は午前中職場で、午後出張野外仕事。
野外仕事にはジャパンブルーをイメージした青のポロシャツを着ていく。
もちろん、帰宅後はTVで「日本対オランダ戦」を観賞。視聴率やスポンサーへの配慮、ワールドカップムードを当て込んだ消費拡大のもくろみから、多くの人間が口をつぐんでいるが、オランダ戦は負けて当然(もしくは負けてもいい)と思っているはず。0対1の最小失点での敗戦は最高の負け方ではないのかな。
今朝は、4時半起床。TVをつけると「デンマーク対カメルーン戦」をやっているではないか。予想通りデンマークが勝った。やっぱりこことの勝負になることを確認し家を出る。
暗くなるまで出張野外仕事。帰り道横浜駅西口の有隣堂に寄るが、「レンブラントの帽子」も「諫早菖蒲日記」も「古書の森逍遥」も置いていない。すごすごと帰る。
やっぱり、神保町に行かなくちゃ、東京古書会館に行かなくちゃと思うが思うにまかせぬこの身の上。今週も仕事で身動きとれない日々が続く。本を楽しむ状況はなかなか整わない。