長半揃いました。

もう夏かと思わせるような日がぽんぽんと現れるようになった。夏用の涼感スーツでちょうど良く、スリーシーズンのものではもう重く暑く感じるようになった。それならばいっそ半袖シャツにしてしまえばいいではないかとも思うのだが(すでに職場はクールビズ…

みすずは煉瓦街に飛びたつ。

先日、職場から産業医との面接を受けろとの通知を渡される。先月の時間外労働時間が100時間を超えたらしい。80時間以上で100時間未満の場合は面接を受けるか、否かはこちらが選べるのだが100を超えると面接は強制となる。以前にも一度面接を受け…

一之輔のいちとに。

今日は仕事終わりで中華街へ。自分が幹事をしている職場の懇親会が行われるのだ。 会場へ移動する間も右足の内腿あたりに痛みを感じる。今朝起きると急にこうなっていた。ぶつけたわけでも痣になっているわけでもない。なんだか痛風ってこんな痛みなんじゃな…

本も映画も三度みる。

今日は職場でイベントがある日のため昼食に弁当が出た。自宅から持ってきたズッキーニの和風ピクルスを添えて弁当をいただく。 昼食代が浮いた分、書店にお金を落としましょうと仕事帰りに本屋へ。 マイク・モラスキー「戦後日本のジャズ文化」(岩波現代文…

OUT TO NO LUNCH。

この一週間は、自分を取り囲む環境にガッカリし、周囲の人々にガッカリし、それにも増して自分自身にガッカリし続けた日々だった。 それでも今日はやってくるし、そのガッカリな自分と一緒にやっていくしかないんだよな。本日も休日出張屋内仕事。ただ、仕事…

ジュウジュウとグルグル。

本日も、休日出張屋内仕事。 これまでの野外仕事は数カ所の定まった場所に行くだけだったのだが、新しく始めた屋内仕事は毎回行く現場が違うため(しかもそれら全てが初めて行く場所であるため)毎回バタバタしてしまう。 昼過ぎに屋内仕事終了。地元に戻っ…

ケズラレたちの夜。

昨日は休日出勤で仕事であったが、昼までになんとか終わらせ、新横浜駅に急ぐ。 14時05分発ののぞみのチケットはインターネット予約ですでに入手済み、というかこの日のこの時間のものしか取ることができなかった。京都までは2時間かかるため京都駅着は…

ぽかん、ぽかんと海鳴り聞いてノアの箱舟今日を行く。

朝7時起床。シャワーを浴びて着替え、四条烏丸の交差点まで出て蛸薬師通にあるマエダコーヒー本店に行く。この近くに泊まった時はここでモーニングを食べるのが定番となっている。GWということもあり、いつもより混んでいる感じ。運よく席が空いていたので…

吾輩は後輩である。

今日は屋内仕事がない日のため、午後6時前に退勤。 花粉アレルギー用の目薬が切れかかっているので、眼科へ行く。杉から檜に変わり、くしゃみから咳へと僕の症状も移行している。梅雨になればマスクが手放せるが、目は一年中何かの花粉に反応しているから目…

持ち物で一番大事なもの。

母校の大学への出向仕事。 僕のやっている業種への就職を希望している学生に午前2時間、午後3時間の講義をする。とは言っても、学生の実習を見てコメントやアドバイスをするだけだが。終了後も熱心な学生が残り質問ぜめに。終了時間を過ぎても1時間帰って…

麦と土。

週末に控えたイベントの準備等でそれなりに忙しいのだが、当然それなりに疲れているので「お先に」と挨拶して7時過ぎに退勤。 本屋へ。 瀬川裕司「『新しき土』の真実 戦前日本の映画輸出と狂乱の時代」(平凡社) 数日前、棚差し前の台車の上で他の本と一…

おぼえるのがおそい。

昨日の土曜日と今日の日曜日は、この4月から始まった屋内仕事での初めての出張だった。 まだ、顔と名前も全員一致していないスタッフ数十名を連れて、連日初めての場所に行く。そこにはすでに確固たるシステムと人間関係が出来上がっており、新参者の僕は誰…

真名板に恋。

仕事帰りに寄った駅ビルに青森県のヒバで作った製品を売る特設会場があった。ぷうんと木の匂いがたちこめる会場に思わず足を踏み入れる。ヒバ材で作られた湯おけや風呂場椅子、大きなスプーンなどが並ぶ。その中にご飯を入れるお櫃があり、その見事な佇まい…

ロンパリの4月。

7時に起床。録画しておいた「孤独のグルメ season6」を観ながらトーストと目玉焼きで朝食。今回、井之頭五郎は大阪でお好み焼きと串カツを食べる。大いなるマンネリ。それでいい。いつまで続いてもいいし、いつ終わってもいい。そんな感じ。 昼前に家を出て…

サヨナラのサーだ。

4時起き、バス始発前の駅への坂道を歩く。 出張野外仕事がある日のルーティンの光景。寒暖の目まぐるしく入れ替わるこの時期の定番のウエアであるロングのダウンコートでは少し汗ばむくらいに暖かい朝だ。日中は18度くらいにまで気温が上がるらしい。 最…

りんごが多い訳。

春は名のみの風の冷たさ。 陽射しは春だが、北風が冷たく吹いている中を野外仕事。30年近く続いたこの野外での仕事も今週いっぱいで終わる。そう思いながらやってはいるが、というかそう思ってやっているせいなのかもしれないが、思うようにはうまく進まな…

BLUE MOON。

昨日の誕生日は、野外仕事と歯医者で終わった。 麻酔を何本も打たれ、歯をガリガリやられた自分を慰めるように本を買う。 石塚真一「BLUE GIANT 10」(小学館) 石塚真一「BLUE GIANT SUPREME 1」(小学館) 円満字二郎「漢和辞典的に申しますと」(文春文…

プロジェクト6。

3月に入って、6年間携わってきたプロジェクトが終了した。このプロジェクトは自分が育てたというよりは、プロジェクト自体が己自身で勝手に育っていったようなものだったなと思う。とりあえず、無事に終わったことを喜びたい。 一昨日はプロジェクトのスタ…

私のたどりかた 本屋通いのいま・むかし。

仕事帰りに改装なった本屋に行ってみた。 2日間だけの期間で改装できるのだろうかと思っていたが、目に飛び込んできたのは店の左側のスペースだけ白いシートで覆われているこれまで見慣れた本屋の姿だった。ただ、左50坪分がなくなっているわけだから棚に…

街は文具で溢れてる。

この2日間、珍しいことに仕事帰りに本屋に寄っていない。それは忙しいからではなく、寄りたくても本屋がやっていないのだ。いつも行く本屋が昨日今日とシャッターを降ろし、店を休んでいる。シャッターに貼られた告知にはそれが改装の為であることが書かれ…

詩とシフォンケーキ。

日曜だが、休日出張のため7時過ぎの電車に乗って神保町へ。 車中の友は、池上彰・竹内政明「書く力」(朝日新書)。読売新聞の名物コラム「編集手帳」を書いている竹内氏を迎えて池上さんが文章(コラム)を書くテクニックについて話す対談本。「編集手帳」…

Blue Kaba in Book Cover。

昼過ぎに家を出る。 陽射しはあるが、風が少し冷たい。部屋でレコードでも聴きながら、本でも読んでいたい気持ちもあるが、せっかくの日曜だから出かけることにした。最近できた本屋で行ってみたいところがいくつかある。今日はそこへ行くつもり。 まずは駒…

富士とスニーカーの今日。

年が明けた。 元日は風もなく、晴れた穏やかな日だった。例年通り、古今亭志ん朝「御慶」を朝風呂で聴く。おせち料理も雑煮もないが、これで正月気分になれる。テレビでニューイヤー駅伝を見て朝昼晩と食事を作って食べ、その片付けをしているうちに何となく…

エピローグ

明治の文豪にして,今や千円札の顔ともなった夏目漱石が,1900年に文部省の最初の官費留学生として英国に留学してから100年近い年月が経とうとしている。昭和50年代末に国文学研究者の前田愛らによって都市空間論が漱石研究に導入されて以来,漱石…

二個玉で大晦日。

気が付けばもう大晦日。 大掃除は昨日の窓拭き等で一応終わったことにして、出かける。 二子玉川のTOHOシネマで2度目の「この世界の片隅に」。 前回、テアトル新宿で観た時はその印象を言葉にすることができず、心の中にモヤモヤとしたものが残った。その後…

ロスとロスト。

昨晩は、ポストに届いていた『BOOK5』の最終号となる“特集 年末恒例アンケート 今年の収穫”を楽しんだ。この季節になると色々な雑誌・新聞等でこの手のアンケートが花盛りとなるが、sumus同人の方々だけでなく、ヨムネル(yomunel)・塩山芳明・東川端参丁目…

プロローグ

小学 5年生の頃、図書館でポプラ社の 「シャーロック・ホームズ全集」を見つけて食いいるように読んだ。『赤毛組合』や『六つのナポレオン像』 などの作品にワクワクしながら、舞台となった見知らぬロンドンという場所に興味をもった。小学6年生の時、初め…

マイスターたちとの宴。

今日は何もない日曜日。8時まで寝ている。 朝風呂に浸かりながら、「角川映画主題歌集」(EMI)を聴く。「人間の証明」、「野性の証明」、「スローなブギにしてくれ」、「セーラー服と機関銃」、「探偵物語」、「時をかける少女」、「愛情物語」、「メイン…

眼福と口福と。

仕事帰りに本屋へ。 矢口進也「漱石全集物語」(岩波現代文庫) 正岡子規「獺祭書屋俳話・芭蕉雑談」(岩波文庫) 『ミーツ・リージョナル別冊 東京をバスで散歩』(京阪神エルマガジン社) 漱石全集物語 (岩波現代文庫)作者: 矢口進也出版社/メーカー: 岩波…

谷崎ジャンクション。

仕事帰りの本屋で、漫画コーナーの平台に1冊だけ残っていたこの本を慌てて取り上げる。 「谷崎万華鏡ー谷崎潤一郎マンガアンソロジー」(中央公論新社) 谷崎万華鏡 - 谷崎潤一郎マンガアンソロジー作者: 榎本俊二,今日マチ子,久世番子,近藤聡乃,しりあがり…