2005-03-01から1ヶ月間の記事一覧

今日の音楽

MILES DAVIS「BAGS GROOVE」(PRESTIGE) これも超有名盤。マイルスがMJQのジョン・ルイスを除いたメンバーとジョイントしたセッションを中心にしている。ルイスの代わりにピアノを弾いているのがセロニアス・モンクだ。個人的にはモンクのソロピアノアルバ…

損して得とれ新潮社。

本日、休日出勤。 昼過ぎに職場へ。 幾つものやらなければならないことが、同時多発的に襲いかかってきている状況である。 これも、物事を先送りにし、締め切り間際にならないと集中力とやる気が出ないという己の宿痾によるもの。 どれかひとつにかかりきり…

「読む人」展に行ってきた。

今日は土曜なので、2時過ぎには職場を後にする。 最寄り駅の近くの書店で小林信彦「東京散歩 昭和幻想」(知恵の森文庫)を購入。 今日は車内で読む本をこれにするつもりで最初から読みかけの本をカバンに入れてこなかったのだ。 単行本、新潮文庫版に続い…

今日の音楽

先日同様にタバコの出てくるジャケットということでインパルスのジョニー・ハートマンを探していて見つからず、代わりにこれを見つける。 JOHN COLTRANE&JOHNNY HARTMAN(MCA/IMPULSE) 真面目なジャズファンの人には怒られるかもしれないが、インパルス時代の…

本のひやかし。

今朝は、雪。寒い。今日は、職場の同僚と串焼きで軽く一杯。 その帰りに本屋で軽く1冊。 庄野潤三「貝がらと海の音」(新潮文庫) この老夫婦シリーズもこれで3冊目(「せきれい」、「庭のつるばら」そしてこれ)。この本が第1作であるので心置きなく読み…

今日の音楽

MAL WALDRON「LEFT ALONE」(BETHLEHEM) 言わずと知れた有名盤である。ビリー・ホリディの死を悼んでウオルドロンが作った表題曲は多くの日本人によって愛聴されてきた。 個人的には、初めて買ったCDがこのアルバムであるため、特に思い入れがある。坪内祐…

盆と正月が一緒に来る。

仕事帰りに本屋によるとこの雑誌が発売になっていた。 『東京人』4月号 昨日、坪内さんの本を読んでこの雑誌のことを考えていたところに丁度よいタイミング。 特集は“東京なくなった建築”。このタイトルが入ったページには2002年に取り壊された同潤会清…

今日の音楽

本日もピザレリ。 JOHN PIZZARELLI「BOSSA NOVA」(TELARC) 題名から分かる通り、ボサノバ集。昨日も言ったように、声を張り上げるのではなく、語るように歌うタイプであるピザレリと、ジョアン・ジルベルトに代表されるささやき歌唱のボサノバは相性がいい。…

坪内版「夢の砦」へ。

今日は、仕事が早く終わったので家で読書。 坪内祐三さんの「私の体を通り過ぎていった雑誌たち」(新潮社)を読了。 「新書百冊」(新潮新書)もそうだけれども、個人史に絡めて本や雑誌を語る時の坪内節はいっそう冴え渡り、“普通読”ではおさまらず、機会…

今日の音楽

JOHN PIZZARELLI「DEAR MR.COLE」(BMG) ジョン・ピザレリの歌を聴きながら、ハリー・コニック・ジュニアとの違いを考える。簡単に思い浮かぶのは、ジョンはスモールコンボの人で、ハリーはビッグバンドの人ということ。ジョンの楽器がギターでハリーがピアノ…

雑誌棚は築地市場。

今日はこの2冊。 江川達也「日露戦争物語第15巻」(小学館) 『BRUTUS』3月15日号 「日露戦争物語」は、唯一購読しているコミックス。確かどこかで福田和也氏も同じことを書いていた。とは言っても僕は特に戦記物が好きなわけではない。この漫画を読み始…