寄らば大傘の陰。



今日は朝イチの立ち仕事がある日なので、職場に寄らず直接現場へ。
 まずは、仕事前の腹ごしらえと駅前で朝マック。それにしても朝メニューのマックグリドルに使われているこの甘いバンズってどうにかならないものだろうか。これをおいしいと思って食べている人はどれくらいいるんですかね。僕は普通のバンズか、もしくはホットドッグが食べたいのだが、朝のメニューにはない。


 朝イチ仕事を終えてから職場へ行き、二つほど仕事をしてから外出で歯医者へ。今日は結構待たされたので、携帯本の岩本素白東海道品川宿」をちびちびと読み進む。とりあえず、上の歯が仮詰から正式な詰め物に変わった。前進していると思えるのはうれしい。


 退勤していつもの帰り道を辿ろうと思ったら、嫌な状況があったので逆方向へ曲がる。こちらに進むとブックオフ方向だ。仕方ない、前進あるのみと土曜日に行ったばかりの「ブ」まで歩く。先日買い残していた本を数冊購入する。


 地元に戻り、駅ビルでワイシャツを数枚買って外へ出ると雨。慌てて本屋に走り込む。この本屋では安い傘が売っている。もちろん安い傘ならコンビニで売っているのだが、コンビニの傘は大きさがせいぜいが60センチ程度。僕は70センチ未満は傘と認めない大傘主義であるから、この本屋に売っている75センチの傘を買いに来たのだ。500円で入手。
 その後、そば屋で夕食をとってからバスに乗って帰宅。バスでは立川談春文七元結」を聴いた。


 家で杉森久英大政翼賛会前後」(ちくま文庫)を少しずつ読み進めている。中央公論社の社員であった杉森さんが大政翼賛会とどう関わり、どのような事実を見聞したかが書かれている本として読み始めたのだが、確かに中央公論社に入社したという記述が冒頭から出てくるものの、第二章に入っても入社前にやっていた熊谷中学での教員生活の回想が続いている。小説家である杉森氏の文章はそこはかとない軽みがあり、とても読みやすい。リハビリ明けでも大丈夫だ。