朝食後にブランチ。


朝、目覚めると窓の外が白くぼやけていた。思いのほかしっかり雪が降っている。


 寝床で朝食を取りながら読売新聞の読書欄をチェック。“著者来店”のコーナーに黒岩比佐子さん登場。「編集者 国木田独歩の時代」の著者としての紹介だ。黒岩さんが軟式テニスプレーヤーで東京六大学選手権で優勝していることも書かれていた。アスリートだったんですね。
「自分より才能のある人に勝つには、努力しかない」ということをテニスを通して学んだとのこと。
 昨日、神奈川文学館で行われた黒岩さんの村井弦斎に関する講演を仕事で聴きにいけなかったのは残念だった。



 雪の中を職場へ。行ってみたら雪のため仕事が中止になる。せっかく来たのだからと少々仕事をし、行きによったコンビニで買った昼食を食べようと袋を開けてみる。すると昼食用のおにぎりのほかにサンドイッチも入っているではないか。これってもしかして朝食も一緒に買ってきていたってこと?このコンビニでいつも朝食を買うため、家ですでに朝食を済ませてきたのに無意識のうちにいつも買う牛乳とサンドイッチをかごにいれてしまったらしい。やれやれ。
 残すのももったいないので朝食用のサンドイッチと昼食用のおにぎりを一緒に食べる。これもある意味ブランチということになるのだろうか。すでに一度朝食を食べているんだけどね。


 職場で朝日、毎日、日経の書評欄をチェックしてから退勤する。


 本屋で山上たつひこ能登の白クマうらみのはり手」(小学館)を購入。フリースタイルの吉田保さんが編集し、江口寿史氏が監修した“山上たつひこ撰集 第1巻”だ。フリースタイルのHPで出版を知り、南陀楼綾繁さんのブログを読んで興味を持った。


 雪が止まぬなかを帰宅。コタツで暖をとりながら山上本を読む。冒頭の短編で巨大すっぽんが京都を破壊しつくすその突き抜けぶりに気分がのり、一挙に読了。


 その後、「唐獅子株式会社」の残りを読了し、リハビリを終了。


 リハビリ後の読書としては、重いものは避けたいので、村上春樹和田誠「村上ソングズ」(中央公論新社)を選択。
 youtubeで該当する曲を流しながら一編ずつを読む。いやー、便利な世の中になりました。見つけられなかったのは数曲だけ。手持ちのCDではほとんど対応できなかったので助かった。この音楽の恩恵もあり、楽しく読了する。それから、今更ながら和田誠画伯の絵のすばらしさをしみじみと感じましたね。特にこの本の絵はいいと思います。


 「情熱大陸」で装丁家祖父江慎氏の姿を見る。話し方や動きが独特。まじめそうな印刷会社の社員の人との掛け合いが楽しい。