ながい傘がない。


 月曜日。どこかぼんやりした頭で一日を過ごす。


 午後遅く降り始めた雨が夕方あがる。持ってきた傘を職場に忘れて退勤。


 職場関係者が入院している病院に見舞いに行く。電車に乗ろうとして携帯本を忘れたことに気づく。病院のある駅近くの本屋でこれを買う。

 昨日読み終えた「漢文の素養」が面白かったので、これも読みたくなった。


 地元に戻り、いつも500円の75センチ傘を買う本屋に立ち寄る。相変わらず傘そのものは売っているのだが、75センチのロングサイズのものがない。あるのは60センチの小物ばかり。大傘主義者としては、こんな傘なら欲しくない。
 明日は台風が接近するというので是非傘を用意しておきたいところなのだが、3つ持っていた長い傘は、ひとつが職場に置き忘れてあり、もうひとつは先日の台風で壊れてしまい、もうひとつは職場の置き傘にしておいて処分されてしまったのだ。台風の日に60センチあたりの傘で外出するなんてまるでズボンを履かずに外へ出るようなものだ。


 帰宅後、先日アマゾンから来た広告メールを見ると洲之内徹本の新刊が6月に出るとのこと。

http://www.kyuryudo.co.jp/shopdetail/003000000034


 どうやら、洲之内徹コレクションの絵に「気まぐれ美術館」シリーズからそれぞれの絵や画家へについて語った文章を集めた画文集らしい。
 これもやっぱり見逃せないな。


 偶然つけた「報道ステーション」で、石津謙介率いるVANJACKETの特集をやっていた。