暗記風呂。


 出勤して週末の落穂拾い的な仕事をこなす。ホテルから職場に届いたお土産を欠席者の机に配る。総勢100人を越す人たちの机にお土産と紙袋とお知らせの紙を置いていく。


 机の上の電話が鳴る。先日こちらのお願いを聞いてもらった同僚から今度はお願いの電話が。これは断れない。ただし、自分ではできないことなので、その技を持った後輩の女の子のところへ行ってお願いする。快く引き受けてくれたのでうれしくなり、「できることなら何でもするから言ってね。できないことを言われると困るけど。例えば、目でおせんべを噛めだとか」と落語のネタを使うと「見てみたい」という返事。あなた無茶を言ってはいけません。


 週末の疲れが抜けないので働いている同僚を横目に見ながら夕方退勤する。


 本屋へ。

のだめカンタービレ(20) (KC KISS)

のだめカンタービレ(20) (KC KISS)


 出ていたのを知らなかった。


 近くのコンビニで『週刊現代』を買ってから帰宅。


 早速『週刊現代』から「リレー読書日記」を読む。マクラの部分に工夫が見られる。吉野孝雄「文学報国会の時代」がとりあげられている。今読んでいる杉森久英大政翼賛会前後」とぶつかる内容。やはりこの本も読まなくてはと考える。
 他にはサンボマスター山口隆「叱り叱られ」。大瀧詠一ムッシュかまやつ山下達郎など対談相手が面白い。最後にはラサール石井「笑いの現場」をとりあげる。このラサール氏の芸人を見る目の確かさを小林氏がかつてほめていた記憶あり。


 「のだめカンタービレ」を読んでから、風呂へ入る。


 明後日までに覚えなければならないものがあり、それが書かれた紙を透明なファイルに入れて風呂に持ち込む。湯舟につかりながらぶつぶつとつぶやきながら暗記する。