ユリシーズのダブり。

 今日は午後から休日出勤で職場へ。


 明日は休日出張の野外仕事なので、明後日の準備を今日中にやっておくのだ。職場へ行くまでに汗だくになる。夏だね。



 3時間ほどで準備を済ませて退勤。本屋へ。



 買いはしないのだが、気になっている雑誌がリニューアルされた『文藝』。今回の目玉が“新連載 柳瀬尚紀ジェイムズ・ジョイスユリシーズ』”なのである。章単位で小分けに単行本化されていたのだが、ずいぶん前から続きが出なくなっていた。僕が持っている既刊は「ユリシーズ1〜3」「4〜6」「12」の3冊のみ。残りが単行本化されたらまとめて読みたい。ただ、ちょっと不安なのは、完訳なった際には既訳分も含めて合冊本になるのではないかということだ。その時は持っている分はダブりになってしまう。まあ、いつになるかわからないけど。




ユリシーズ〈1~3〉

ユリシーズ〈1~3〉

ユリシーズ〈4~6〉

ユリシーズ〈4~6〉

ユリシーズ〈12〉

ユリシーズ〈12〉



 店内を歩いていると聞き慣れた歌声が天井のスピーカーから流れてくる。アン・サリー嬢の歌う「はらいそ」だ。彼女はカバー曲をいろいろと出しているが、その中でも好きな歌のひとつだから、何度も自宅で聴いているのにじっくり聴きたくて人の多いレジ前を離れて人の少ない人文書コーナーで耳を澄ませた。