仕事場で仕事をしながらイヤな汗が出る。喉に違和感があり、頭の奥に固形物があるような鈍痛がある。熱は上がらないのでインフルエンザではないが足のだるさは風邪の症状を思わせる。こんな微妙な状態が先週末から続いており、大事をとって早めに仕事を切り上げる。
職場で見た新聞広告に南陀楼綾繁「老舗の流儀 戦後六十年あの本の新聞広告」(幻冬舎)が載っていった。そうだ出ていたのだ。本屋で探さなければ。
- 作者: 南陀楼綾繁,とうこうあい,東弘通信社=
- 出版社/メーカー: 幻冬舎メディアコンサルティング
- 発売日: 2009/08
- メディア: 単行本
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いつもの本屋へ。文芸棚になく、サブカル棚にない。題名から考えてビジネス書棚にあるのではと行ってみるが、いつも極力遠ざけている苦手なジャンルゆえ、書名がなかなか目に入ってこない。結局見つからず。
サブカル系古本屋を覗いてから別の本屋へ。ここは先ほどの店より小振りなのでビジネス書の新刊台が小さくそこで無事発見。
久しぶりにTSUTAYAに寄る。CD4枚1000円のセールをやっていたので落語の棚に行くと新入荷がいろいろ並んでいた。まずは落語から3枚。
- アーティスト: 立川談笑
- 出版社/メーカー: 夢空間
- 発売日: 2006/07/26
- メディア: CD
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- アーティスト: 柳家喬太郎
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2008/05/21
- メディア: CD
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- アーティスト: 春風亭昇太
- 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックダイレクト
- 発売日: 2009/05/27
- メディア: CD
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あと1枚は、知人の評価が高いので気になっているパフュームを選ぶ。知っている曲が複数入っているこれを入門用に。
- パフューム「GAME」
- アーティスト: Perfume,中田ヤスタカ
- 出版社/メーカー: 徳間ジャパンコミュニケーションズ
- 発売日: 2008/04/16
- メディア: CD
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帰宅して借りてきたパフュームを流しながら読みかけの長嶋有「ねたあとに」(朝日新聞社)を読み終える。「ジャージの二人」で有名なあの山の家に毎夏集まる仲間たちのゲームと虫の世界。まるで私小説のように作者と等身大の人物が出てくるためどこまでが事実でどこまでが創作なのかという微妙さを楽しむ。
久しぶりに友人に送る本を選び箱に詰める。今回は「友人の歳で読むべき本」というリクエスト。これは難しいよね。考えているといつまでも決まらないので、今僕が友人に読んでもらいたい本ということにして十数冊を箱に入れた。
- 村上春樹「1Q84 BOOK1」(新潮社)
- 村上春樹「1Q84 BOOK2」(新潮社)
- 北村薫「街の灯」(文春文庫)
- 北村薫「玻璃の天」(文春文庫)
- 北村薫「鷺と雪」(文藝春秋)
- 嵐山光三郎「文人悪食」(新潮文庫)
- 東海林さだお「まるかじり劇場メモリアルBOX」(朝日文庫)
- 茂出木心護「洋食や」(中公文庫)
- 庄野潤三「庭のつるばら」(新潮文庫)
- 島尾敏雄「『死の棘』日記」(新潮文庫)
- 江藤淳「文学と私・戦後と私」(新潮文庫)
- 野見山暁治「四百字のデッサン」(河出文庫)
- 内堀弘「ボン書店の幻」(ちくま文庫)
- 久生十蘭「平賀源内捕物帳」(朝日文庫)
ネットで庄野潤三さんが亡くなられたことを知る。「庭のつるばら」を選んだのはただの偶然。決してよい読者ではなかったがこれもささやかな追悼となるであろうか。