スタート『新潮』、筑摩でゴール。


 仕事終えて外へ出る。風が冷たくない。ちょっと甘やかされている感じで駅へ向って歩く。


 いつもの本屋へ。

 あれ、昨日までなかった水村美苗「日本語の亡びるとき」(筑摩書房)が置いてあるじゃないか。なにやらアマゾンでは1位になったと聞くし、『新潮』連載分の3章までを読み終わって続きを読みたいと思った時には売り切れて入手困難なんて事態は避けたいのでやっぱり買っておくことに。

日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で

日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で


 あと、『國文學』12月号も。映画文学特集で、田中眞澄氏の文章が巻頭に載っている。


 夕食を取りに入った中華料理屋で田中氏の「映画が文学を求めるとき」を読む。谷沢永一氏の「本好き人好き」が最終回。平成元年からスタートしたとのこと。僕が今の職場に就職した年だ。


 帰りのバスで三遊亭圓生「死神」を聴く。気の強い女房の口調が絶品である。


 家に着くとサッカー日本代表のシリア戦の後半をやっている。とりあえず終了まで見てから『新潮』で「日本語が亡びるとき」を読み始める。せっかくなので3章まではこれで読もう。