日独伊サッカー同盟。


 朝TVをつけるとCSでセリエAインテルvsサンプドリア」戦を放送している。起き抜けの頭でぼんやりとピッチを走る長友の姿を眺める。最近やたらとサッカーばかり観ているなあと思いながら前半終了で風呂に入り、後半が終わったところで出勤する。



 雨の月曜日。駅へ向かうバスも渋滞気味。こちらの気分も停滞気味だ。


 職場の机には週末旅行に行った同僚たちからお土産が次々届く。まんじゅう、栗まんじゅう、梅ゼリー、ナボナ、シロコロホルモンスナックという脈略のなさ。それらをコーヒー、紅茶、チャイなどで口から流し込んでいるうちに退勤時間を迎える。途中職場の窓の外は雨から霙になり、雪になって最後はまた雨に戻った。


 まだ少し雨の残る中を帰る。本屋へ。

小林秀雄の恵み (新潮文庫)

小林秀雄の恵み (新潮文庫)

完本 日本語のために (新潮文庫)

完本 日本語のために (新潮文庫)


 新潮文庫の新刊からこの2冊を選ぶ。丸谷本は新潮文庫に入っていた「日本語のために」と「桜もさよならも日本語」を合本にし、あとがきとして『考える人』掲載の「日本人はなぜ日本語論が好きなのか」(聞き手湯川豊)を加えたもの。最近、家で別宮貞徳「裏返し文章講座 翻訳から考える日本語の品格」(ちくま学芸文庫)を読んでいる(面白い!)ので、日本語への興味が高まっているところにちょうどいい現れ方をした本だ。

裏返し文章講座―翻訳から考える日本語の品格 (ちくま学芸文庫)

裏返し文章講座―翻訳から考える日本語の品格 (ちくま学芸文庫)


 帰宅して録画しておいたブンデスリーガシュツットガルトvsフランクフルト」戦を観る。仕事疲れの頭でぼんやりとボールを追いかける岡崎を眺める。

 サッカーで始まってサッカーで終わる1日。