出張野外仕事のため朝家を出て今日の仕事場へ。
陽が出て予想していたよりも暑い。突然、蝉が鳴き出す。急な暑さに思わず声が出たといった感じ。きっとこれが今年最後の蝉だろう。“セミ・ファイナル”という言葉を思い浮かべる。
夕方出張仕事を終えてから職場へ行ってみる。すでにメンテナンス作業は終わったらしく、建物に普通に入ることができほっとする。机の上の筆立て代わりにしているマイルス・デイビスのサインが印刷されているマグカップに差したままの携帯電話を無事確保して帰る。
本屋へ。
- 『考える人』No.26
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2008/10/04
- メディア: 雑誌
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特集が“堀江敏幸と歩く パリとその周辺”。表紙写真の色合いがとても秋っぽくていい。
買った雑誌を抱えて近くの蕎麦屋へ。さっき本屋で立ち読みした『東京人』が蕎麦屋特集で、それを眺めていたら無性に蕎麦が食べたくなってしまったのだ。
ただ、ここの蕎麦は手打ちではなく、とりたててうまいわけでもないのでざるやもりにはせず、秋きのこカレーつけそばを食べる。
帰りのバスでは桂枝雀「義眼」を聴く。
帰宅後、『考える人』をぱらぱらと眺める。堀江敏幸さんによるパリ書店案内などを読んだ。
YouTubeで古今亭志ん朝「たがや」を視聴する。サゲにいくまでの侍にキレたたがやの啖呵の小気味よさは師匠の独壇場。