朝、職場で昨日の朝刊チェック。もちろん目的は読書欄。
毎日新聞で『GQ JAPAN』で読書特集をやっていることを知る。帰りにチェックだ。
ということで、退勤後本屋でチェック。
- 『GQ JAPAN』12月号
- 出版社/メーカー: コンデナスト・ジャパン
- 発売日: 2008/10/24
- メディア: 雑誌
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本体だけではなく、付録にブックリストの小冊子が付いているではないか。これは買いだ。
他の雑誌棚に移動すると太宰治の横顔が目に飛び込んできた。
- 『東京人』12月増刊
“三鷹に生きた太宰治”という特集号。通常サイズの半分の薄さだが、最初から最後まで太宰で埋まっている。これも手に取る。
レジ横からこれをもらう。
- 『本が好き!』vol.30
「神保町系オタオタ日記」で知った新連載ルポ、南陀楼綾繁「本町通りを歩こう」が載っているのだ。
3冊を抱えて駅ビルのうどん屋へ。
「本町通りを歩こう」を読む。第1回は米子まちなか一箱古本市のルポ。その中で「一箱古本市」が南陀楼さんの発案で2005年に谷中・根津・千駄木で始まり、今や全国へと広がりつつあるという流れがしっかりと押さえられている。そして、末尾の亡くなった息子さんの本を売るお母さんのエピソードが読む者の心をくすぐる。
食事を終えて帰宅。
『GQ JAPAN』から。本体では、ウンベルト・エーコの紹介文とともに海外の図書館の写真が。パリのフランス国立図書館、ダブリンのトリニティ・カレッジ図書館の写真に脳天杭打ち状態。小冊子では、ユトレヒト江口さん、バッハ幅さん、ハックネット安岡さん、フライングブックス山路さんらの選ぶブックリストのほか、堀江敏幸氏が「聴く」というキーワードで5冊選んでいる。
『東京人』に移る。マイ・フェイバリット・太宰として、三浦しをん「駆け込み訴え」、角田光代「恥」、田口ランディ「黄金風景」、内田樹「盲人独笑」、三浦雅士「グッド・バイ」が載り、吉本隆明インタビューや池内紀と海野弘両氏のエッセイなど盛りだくさん。「文士交友譚」と銘打ち太宰周辺の文学者たちについての短文も多く載る。その対象作家それぞれに似顔絵のイラストが載っているのだが、もしこれを全部武藤良子さんがやったらどうなっていただろうなと想像して楽しむ。
「smap×smap」に談志師匠が出ると聞き、ビストロスマップのコーナーを観る。ゲストは爆笑問題。あれ、師匠はと思ったら途中からスペシャルゲストという扱いで出ていた。やはり声がかなりかすれている。その状態を何度もすまなそうにジェスチャーで詫びる師匠の姿が印象に残った。「落語のピン」や歌舞伎座での談志×談春親子会がDVD化されると聞く。楽しみだ。