本を抱えて冬支度。


 9時過ぎに起きる。


 朝風呂に入りながら柳家小さん「そこつ長屋」を聴く。


 風呂からあがり、高野文子「棒がいっぽん」を読む。「奥村さんのお茄子」の不思議な味わいは格別である。


 昼過ぎに小雨降る中を出掛ける。


 TSUTAYAに寄り、「東京タワー」を借りる。クーポンで半額だった。


 久しぶりの吉野家で牛丼。学生さんが声高に話していて落ち着かないのでiPodで「豪さんのポッド」を聴きながら食す。


 その後、新刊書店、古本屋、ブックオフを回って帰宅。


 「東京タワー」を観る。

東京タワー オカンとボクと、時々、オトン(2枚組) [DVD]

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 どうしても父の闘病と葬儀に重ねて観てしまう。悪い映画ではないと思う。内田・樹木母子のキャスティングを成立させたところでほぼ成功は約束されていたという感じ。


 読み残していた3篇を読んで「未見坂」読了。両親のどちらかが不在になってしまう少年の話が繰り返し出てくるのが少し気になった。「戸の池一丁目」の印象がいちばん深い。


 寒くなったのでデロンギのオイルヒーターの準備をする。それは箱から出すでもなく、コンセントを入れるでもなく、ヒーターの上に平積みしていた本を片付けるということ。抱えた本をどこに移動するかでしばらく本を持ったままぼんやりしてしまう。