ビールとしてのシャワー。


 野外仕事を終えて机に戻り、明日からの出張の準備をいくつかした後、汗のたっぷりしみこんだ仕事着を脱いでシャワーを浴びる。


 ビオレで汗を流した後、通勤服に着替えるときの爽快感がたまらない。この瞬間のために真夏の太陽の直撃を我慢して受け続けているようなものだ。


 ビール好きの人が暑い日の仕事上がりにキンキンに冷えたグラスに絹のような肌理の細かい泡を頂いた生ビールを飲む瞬間の喜びはきっとこんなものなのだろうと下戸としては想像するのだがどうだろう。


 本屋へ行き、以下を買う。

のだめカンタービレ(21) (KC KISS)

のだめカンタービレ(21) (KC KISS)



 『中央公論』はもちろん“この夏読みたい文庫100冊”特集目当て。こんなことがないと買わないからな。


 蕎麦屋で夏野菜天丼を食べながら「のだめカンタービレ」を読む。千秋が黛敏郎作品をパリで演奏している。


 帰宅後、明日からの出張の準備。東北の山間地帯なので涼しいのがありがたい。少しは本も読めるだろうか。駄目もとで「フロイト気質」を持っていくことにしよう。


 明日から数日は余裕があれば携帯からの更新になります。