真夏の引きこもり。


 本日は休みなので職場へは行かず、自宅にこもって仕事をする。


 午前中なかなか調子がでず、業田良家「独裁君」をちょっとつまみ読みするつもりが全部読んでしまう。すぐに朝鮮半島のあの国のあの国家主席をモデルにしていることがわかるシャルル・ド・クサイを主人公にした4コマギャグ漫画「独裁君」に、独裁国家に生きる者の悲劇を描いたストーリー短編漫画「シャルルの男」、「シャルルの女」、「慈悲と修羅」が収録されている。
 特にチベット問題を取り上げた「慈悲と修羅」の重さがズンとくる。ただ、これが僕が業田作品に求めている世界かと問うてみると疑問は残るが。


 昼前に調子が出て仕事が進む。一度だけコンビニに行き昼食と夕食を買い込んで仕事を続けるが、夕方前に壁にぶち当たる。気晴らしに北京オリンピックの男子サッカー日本対アメリカ戦を見ながら夕食をとる。結果0−1で負ける。シドニーの時と同じようにサッカーではなく体力で負けた感じ。消化不良で見終わると仕事の方も行き詰まり。


 机を離れて10時25分からの教育テレビ「歴史に好奇心 日中二千年漢字のつきあい」を見ようとテレビの前に。ところがサッカー中継の関係か11時に延びていた。加藤徹さんの映像を初めてみる。マントを背負って「漢文二十面相」というキャラクターに扮していた。そういうのが嫌いじゃなさそうなところもいい。


 オリンピックが明日始まる。なんだかんだと中継があると観てしまうんだよな。仕事を抱えている身には誘惑の多い日々が続く。