日曜日を休日として過ごせるごく凡庸なしあわせを感じつつ遅く目覚める。
目を覚ますために風呂に入る。BGMは大瀧詠一トリビュートアルバムを聴く。CRAZYKENBANDによる「Tシャツに口紅」はいいなぁ。
- アーティスト: オムニバス,BARGAINS,パール兄弟,堂島孝平×GO-GO KING RECORDERS,BEGIN,前川清,ウルフルズ,DEEN&原田知世,What’s Love?,坂本美雨,キンモクセイ
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージックジャパン
- 発売日: 2002/11/20
- メディア: CD
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先日届いた山下敦弘監督作品「中学生日記」のDVDを観る。20代くらいの男女が中学1年生を演じているのだが、観ていてあまり違和感がない。山下監督の美質であるおかし味のある“間”があちらこちらで炸裂していて楽しい小品に仕上がっている。「校門おじさん」というエピソードで、校門におけるクラスメイトの男の子と謎のおじさんの戦いを窓から眺める生徒たちの語りだけで表現するシーンで、ビビッて助けに行こうとしない男子生徒が女子生徒になじられて「ばか、今作戦立てているんだよ」というところが、さもありそうでツボにはまる。
特典映像は、山下監督と原作のQ.B.B.の2人が中華そば江口で語り合っている。この店にも一度行ってみたいのだ。
今日は、冷たい強風が吹いているため、外出を控え来週に迫った外市への作戦を立てることにする。今回の目標は売り上げを初の3万円以上にのせてみることと決め、本を選びながら、値段のシールをはがしたり、エクセルのシートにデータを打ち込んだり、コンビニでコピーした値札に書き込んではさみで切り取って本に差し込んでなどをする。なんとか100冊ほど準備完了。今回はちょっとしたレイモンド・カーヴァー祭りみたいになった。
ただ、エクセルの計算によると100冊のうちおよそ8割が売れないと目標金額には達しないとのこと。現実は甘くないよね。
外市準備の合間に、岡崎武志「ベストセラーだって面白い」を読了。“ベストセラー”という縛りを課された中でいかにそれを料理していくかというところが読みどころ。岡崎さんにとってはライターとしての腕の確かさを試される規定演技のような仕事なんだろうな。
来月にはフリー演技とも言える「女子の古本屋」が登場だ。こちらも楽しみ。
夜は、ちょっと持ち帰りの仕事をして、外市準備を済ませてからTVで「情熱大陸」桜庭一樹の回を観る。まだ、1作も作品を読んでいないのだが、芥川賞の川上さんよりもこちらの方がなんだか気になるんだよな。新宿に仕事場があって毎日どれかの大型書店を巡回しているらしい(スケジュール表には“本屋の見回り”と書いてあった)。1日1冊は読むという読書家らしい姿であった。
その後、「music lovers」で一青窈ライブを観る。中村中とのコラボレーションがあると聞き、録画しながら鑑賞。「友達の詩」をデュエットしていたが、メドレーの1曲なのでずいぶんと短かった。フルコーラス聴きたかったのだが。