ダッフルコートはどこで着る。


 昼に家を出て職場へ。


 休日なので人気のない職場で溜まった仕事をする。血圧が上がる感じはないし、ストレスもない。


 夕方までいろいろやって職場を出る。


 本屋へ。


 職場で見た新聞に文春新書の3月の新刊が載っていたので出ているかと思ったらまだだった。坪内さんの「人声天語」を買いたかったのだが。


 帰って「東京大学アルバート・アイラー 東大ジャズ講義録」から菊地成孔氏による前書きを読む。筒井康隆山下洋輔の系譜を継ぐ文章。こりゃ面白そうだ。



 夜、「情熱大陸」の松本隆編を観る。この人を知ったのは大学時代に出会った名盤、大瀧詠一Long Vacation」の作詞家として。小説の「微熱少年」も読んだ。僕にとってはそのころ「羊をめぐる冒険」でファンになった村上春樹氏とどこかイメージが重なる存在。局の打ち合わせで細野晴臣氏と会う場面が出てくるのだが、松本氏は高そうなダッフルコートを着ていた。やはりデビュー当時ダッフル好きで知られた村上氏とだぶるな。もちろん、エルサレムにダッフルコート姿で現れたりはしてないが。