机の脇の行列店。


 今日は暖かいので助かる。


 昼は黄金桂の一番茶をいれる。ティーサーバーからお茶を注いでいると背後に女性が2人並ぶ。ささやかな行列店となりし我がデスク脇の茶房を喜ぶ。


 事務的な仕事でナンバリングを久しぶりに使う。ローリングしながらオートマチックに数字を連打していくその在り方はとても機械的でありながら、小さな棒が付属し、それを使って人が自らの手で数字の微調整をするシステムはなんとも人間臭い。だから、ナンバリングという機械が嫌いではない。


 今日も本屋を巡回するも何も買わず。白川静松岡正剛)と色川武大柳美里)がカップリングされたNHK人間講座のテキストにそそられるが見るだけに止める。


 帰りのバスでは古今亭志ん朝文七元結」を聴く。昨日は小三治バージョンを聴いたから、明日は談春バージョンということになるだろうか。


 帰宅後、今日もまだ本が読めないので、録画しておいたサッカー日本対ボスニアヘルツェゴビナ戦を観る。
 いつになったら本を読めるようになるのだろうか。雑誌の記事を読んだりはできるのだが、本を読もうとすると数ページしかもたないのだ。
 まあ、こういう時もある。しばらく自分を放っておくことにする。