遅番の日。
8時に起床して朝風呂につかる。BGMは柳家小三治「文七元結」。
職場へ行く前に歯医者へ寄る。歯医者で物事は劇的に進むことはない。仮詰めのセメントを剥がし、歯の中を多少ガリガリと削ったかと思うとまたセメントで仮詰めして今日の作業が終わる。表面的には何も変わっていない。ただ、診察カードの予約日欄がまたひとつ少なくなっただけだ。
ミントジャスミンティーを飲み、おにぎりと野菜のうま煮を食べ、仕事をして退勤。
本屋に寄る。何も買わず。
帰宅後、相変わらず本を読む気力がわかないため、ブログ散歩などでぼんやり過ごす。
向井さんからメールの返信。注文した3冊のうち当たりは1冊。
その1冊とは、10数年前新刊の時に買おうかと迷って棚に戻した文庫本だ。我が手から逃げていった本が10年の時を越えて戻ってきた。
3割3分3厘の人生か。それも悪くない。