もう百年は過ぎていたんだな。

 退勤後、電車に乗って吉祥寺に出る。
 まずバサラブックスへ。小ぢんまりとしてるが明るくて中身がしっかり詰まっている感じ。
文庫二冊購入。

 駅の反対側に出て、東急百貨店とみずほ銀行の間の通りをしばらく歩きつづけるが、百年のあるビルが見つからない。引き返してみるとモノトーンのしゃれた看板が目に入った。やはり通り過ぎていたのか。そのビルの2階に上がる。しかし、火曜日は定休日であった。残念。


 西荻窪に移動。駅前の三善に入る。
 今日はだいこんの会なのだ。
 岡崎さんや北條さんをはじめ20人程集まる。ブレゼント交換など楽しく過ごす。
 コウノさんが、先日僕が立ち読みした『FRaU』から“作家8人の30cmの本棚”のページを切り取って持ってきてくれる。おお、これで周りの目を気にせず30cm本棚をじっくりと眺められるぞ。ありがとう、コウノさん。


 昨年秋の一箱古本市で僕がやっていた“サノシゲ食堂”から最初に本を買ってくれたぐーるどさんとお話をする。『ノーサイド』のデザインに関わっていたことやロンドン旅行の話などをお聞きする。


 その後、坐・和民で行われた二次会に参加。時間の都合で途中退席して帰る。


 帰りの電車では宇野信夫「私の出会った落語家たち」(河出文庫)を読む。