焦げ、焦がれ。


 今日は一日中イベント。朝イチから苦情にトラブルとなにかと忙しい。


 職場にアマゾンから本が届く。ネット書店を利用しない同僚に頼まれた本を注文したついでに書店で入手できずにいた自分の本も一緒に頼む。

超人高山宏のつくりかた (NTT出版ライブラリーレゾナント)

超人高山宏のつくりかた (NTT出版ライブラリーレゾナント)

 今日の昼食は職場持ち。ういた食費はこの本の代金補助へ回しておこう。



 7時過ぎに退勤。本屋へ。

 そうだ、これが出ていたのだな。銀座特集だ。


 帰宅して『ku:nel』。歌舞伎座裏にあるという「チョウシ屋」という肉屋がいい。食パンにボテトサラダを挟んだサンドイッチなんてもうたまらない。コッペパンに差し込まれたコロッケの端っこが焦げているところもグッド。
 資生堂パーラーのページで手が止まる。白いテーブルクロスの上、銀のアントレディッシュに盛られたチキンライスのケチャップ色が美しい。今の新しい店舗に移る前、池波正太郎好きの友人とハヤシライスを食べに行って以来、足を踏み入れていない。そのうち行きたいものだ。


 ブログ散歩をしていて、「daily-sumus」からこんな情報を知る。 

《で、新潮社といえば、「とんぼの本」で洲之内徹が出るそうだ。気まぐれ美術館シリーズもセットで復刊されるらしい。現時点ではまだサイトに反映されていないが。》

 
 この復刊は全部単行本によるものなのだろう。それも喜ばしいのだが、「セザンヌの塗り残し」、「人魚を見た人」、「さらば気まぐれ美術館」の3冊も来年くらいに文庫化してくれないものだろうか。
 なんにしてもうれしい知らせ。待ち焦がれた人も多いだろう。