ゆらゆらTシャツ。


 昨日よりもまた寒くなった。


 仕事がみっちり詰まっていたので気がつくともう暗くなっていた。


 インナー付きの綿コートでちょうどよい寒気の中を退勤する。


 本屋へ。


 まずは恒例の広瀬正小説全集の1冊。


 雑誌の平台でこれも恒例の雑誌を。


 別の雑誌棚ではこれが平積み。

ku:nel (クウネル) 2009年 01月号 [雑誌]

ku:nel (クウネル) 2009年 01月号 [雑誌]


 レジ横には『図書』臨時増刊号“私のすすめる岩波新書”があったのでもらう。


 帰りのバスは桂文治「長短」を聴く。マクラで先代の桂三木助師匠は気が短かったので「長短」の気の長いほうが下手だったとはっきり言っているのと、拍手をして登場を迎えた客に「お構いなく」とぴしゃりと言うところが印象的。


 帰宅後、録画しておいたサッカー日本代表カタール戦を観ながら洗濯。白いTシャツを十数枚洗い、オイルヒーターの上に吊るして乾かし、ついでに室内の加湿もする。並んだシャツがヒーターから上昇する熱にゆらゆら踊っている。わが部屋の冬の風物詩。


 買ってきた雑誌に目を通す。『東京肉本』の南陀楼綾繁さん宅での肉食写真を見る。キャプションにある「大食いの友人」というくくりに笑う。内澤さんの「お肉の現場から」、木村衣有子さんの「肉本じゅずつなぎ」というエッセイも載っている。
 カツサンド好きなので日本橋・宇田川のカツサンドに口の中が過加湿状態になってしまう。食べたい。


 「日本語が亡びるとき」を読み継ぐ。