一冊一飯。


 朝から夜まで明日からのイベントに向けての準備。


 上司と同僚が「人は役職で変わる」という話をしている。僕なりの言い方をすれば、そういう役割の仕事でなければ、人に指図をしたり、注意をしたりなんてエラそうなことをやったりはしないと言うことになる。給料をもらっている以上、やるべきことをただやっていくだけ。


 夜9時過ぎに退勤。本屋へ。
 今日も職場から夕食が出たので、その分を図書購入費にあてる。

寄席囃子―正岡容寄席随筆集 (河出文庫)

寄席囃子―正岡容寄席随筆集 (河出文庫)

 この2日間、一食が一冊になっていく。


 帰宅後、『週刊読書人』から向井透史さんによる林哲夫「古本屋を怒らせる方法」(白水社)の書評を読む。


 《古本という「世界」を好むということは、例えば人物紹介の写真にて「一人おいて」と略される人物に思いを馳せるような感じがあると思う。》


 いい言葉だな。