7月7日(土)と8日(日)の2日間にわたって池袋の古書往来座で行われた第3回外市に“伴健人商店”として出品した本・雑誌・ビデオのリストを以下にあげておきます。
昨日の日記にも書いたようにこの中の約半数にあたるものが売れました。ご来場の皆様、またお買い上げいただいた皆様、どうもありがとうございました。
須賀敦子のトリエステと記憶の町(岡本太郎)
須賀敦子のヴェネツィア(大竹昭子)
ゆっくりさよならをとなえる(川上弘美)
チャイ・コイ(岩井志麻子)
浮き燈台(庄野潤三)
貧乏神髄(川上卓也)
かすちけけ(田村信)
裁判長ここは懲役4年でどうすか(北尾トロ)
陰日向に泣く(劇団ひとり)
今日の猫村さん1(ほしよりこ)
カフェをはじめたくなる本(塚本サイコ・山村光春)
新教養主義宣言(山形浩主)
あのころの未来(最相葉月)
書林逍遥(久世光彦)
すてきな奥さん(一条裕子)
僧正の積木唄(山田正紀)
めぐらし屋(堀江敏幸)
狭くて小さいたのしい家(永江朗)
記憶するシュレッダー(水口義朗)
夜のくもざる(村上春樹・安西水丸)
酔って言いたい夜もある(角田光代)
猫のつもりが虎(丸谷才一)
ビョークが行く(エヴェリン・マクドネル)
メタフィジカル・パンチ(池田晶子)
最後の瞬間のすごく大きな変化(グレイス・ペイリー)
山中貞雄物語(やまざき十三・幸野武史)
地獄の読書録(小林信彦)
ぼくらの東京物語(橋本治)
猫の客(平出隆)
できるかなV3(西原理恵子)
気分はもう戦争(矢作俊彦・大友克洋)
エレキな春(しりあがり寿)
夜明けのおやすみ(丸谷才一)
名文を書かない文章講座(村田喜代子)
教養論ノート(浅羽通明)
終焉をめぐって(柄谷行人)
日本の家郷(福田和也)
考える日々2(池田晶子)
ジャズ小説(筒井康隆)
放送禁止歌(森達也)
古本屋ビジネス(山岡檀ほか)
作家の値打ち(福田和也)
曲者天国(中野翠)
使える新書(斎藤哲也)
愛情旅行(荒木経惟)
谷内六郎展覧会夢(谷内六郎)
谷内六郎展覧会夏(谷内六郎)
谷内六郎の絵本歳時記(谷内六郎)
ダンディズム(生田耕作)
カワハギの肝(杉浦明平)
精神と情熱とに関する八十一章(アラン/小林秀雄訳)
ひと月の夏(カー)
怨歌劇場(野坂昭如・滝田ゆう)
『spin』01
天涯1(沢木耕太郎)
天涯2(沢木耕太郎)
ピカレスク(猪瀬直樹)
教養主義(片岡義男ほか)
センセイの鞄(川上弘美)
根をもつこと、翼をもつこと(田口ランディ)
できればムカつかずに生きたい(田口ランディ)
軟弱者の言い分(小谷野敦)
挨拶はたいへんだ(丸谷才一)
大統領の密使(小林信彦)
やっちまったよ一戸建て1(伊藤理佐)
やっちまったよ一戸建て2(伊藤理佐)
おいピータン9(伊藤理佐)
女の子ものがたり(西原理恵子)
セクシィ・ギャルの大研究(上野千鶴子)
考える日々3(池田晶子)
Sydney!(村上春樹)
室温(ニコルソン・ベイカー)
『O』第1号(太田垣晴子)
贅沢貧乏(森茉莉)
絵本中華食三昧(島尾伸三)
温泉旅行記(嵐山光三郎)
わが師、桂文楽(柳家小満ん)
human trip(日向雄一郎)
噂の娘(金井美恵子)
『頓知』創刊号
パリの王様たち(鹿島茂)
謎とき『カラマーゾフの兄弟』(江川卓)
死霊1(埴谷雄高)
コラムは誘う(小林信彦)
現代の論語(呉智英)
贋作『坊っちゃん』殺人事件(柳広司)
コーヒー入門(井上誠)
仰天・文壇和歌集(夢枕獏)
私の絵日記(藤原マキ)
ゴルフコースの人魚たち(パトリシア・ハイスミス)
トットのピクチャー・ブック(黒柳徹子)
家族漂流(小林信彦)
怪人オヨヨ大統領(小林信彦)
大統領の密使《文庫》(小林信彦)
黒いハンカチ(小沼丹)
名画読本(赤瀬川原平)
男と女(池田満寿夫)
ワセダ三畳青春記(高野秀行)
面白半分(宮武外骨)
能の物語(白洲正子)
片思いの発見(小谷野敦)
おんなの窓(伊藤理佐)
T型フォード殺人事件(広瀬正)
流れる(成瀬巳喜男)
鴛鴦歌合戦(マキノ正博)
ちなみに、僕が外市で買ったものは、蟲文庫のトートバック、善行堂の森銑三「物いふ小箱」(筑摩書房)、岡崎武志堂の小林亜星「軒行灯の女たち」(光文社文庫)でした。
以下、今日の日記です。
夕方6時まで仕事をして退勤。
まだ、週末の古本モードが残っているためふらふらとブックオフへ。
すでに9月1日・2日に行われる第4回外市に向けて本を集めなくてはという気持ちが起こり、いろいろと買い込んでしまう。例えば、パトリシア・ハイスミスの文庫とアン・タイラーの文庫を数冊ずつ。あと今日出海と高見順の文庫も買った。単行本では金井美恵子本と矢野誠一本を。雑誌のコーナーから『頓知』を数冊購入。
帰宅して、アジアカップ「日本対カタール」戦を観る。折角高原が1点取ったのに、最後の詰めが甘いや。
今日届いた『Monthly Takamitsu』131号を読む。なんだかいつもと紙質が違うような気がする。あいかわらず多くのライブに岡町さんは足を運んでいるが、やっぱり僕としてはイッセー尾形のひとり芝居と小松政夫とのふたり芝居に興味がわく。それから志の輔独演会もぜひ一度聴いておきたいものだな。
ちょっとした作業をするために隣りの部屋に。ここのCDプレイヤーは壊れているためiPodを専属のJBLスピーカーに差し込み手嶌葵、アン・サリー他を聴く。このiPodで落語や朗読も聴いていることを思うと、確かに“物いふ小箱”とでも呼びたい物だな。
今日のヴォーカルアルバムはこれ。歌伴というにはあまりにも存在感あり過ぎなデクスター・ゴードンのテナー。
- アーティスト: カーリン・クローグ with デクスター・ゴードン
- 出版社/メーカー: インディペンデントレーベル
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