Bye Bye「Blackbird」。


 梅雨らしい日が戻ってきた。


 朝、バスの中で手嶌葵「テルーの唄」、アン・サリー「黄昏のビギン」・「Haven't We Met」、畠山美由紀「Blackbird」の4曲を聴くのがこのところの日課
 ただ、乗車時間の関係で最後の「Blackbird」にまで行き着かないことが多い。Bye Bye「Blackbird」ということになる。


 仕事をしながら疲れている自分を意識させられることがあったので、今日は早目に退勤する。


 本屋へ。

 台車の上に『coyote』の最新号がのっているのを見かける。今度はパリ特集か。表紙には池澤夏樹堀江敏幸の名前が。やっぱりね。


 帰りのバスでも行きと同じ4曲を聴く。今度は聴けた。


 帰宅して、夏に控えた仕事の準備を始める。パソコンの中のファイルを整理したり、昨年作っておいたデータのチェックをしたり。なにも新しいことをしていないのに、それでも何かした気になれる。多少の満足感とともに机を離れる。


 荒川洋治「黙読の山」の第2部を読み始める。寝不足もあって途中本を開いたまま居眠り。呼び鈴の音で眼を覚ます。宅急便が来たのだ。先日、買ったスーツが届く。せっかく届いても明日の雨では着ていけないな。


 「黙読の山」に戻る。「葛西善蔵と人びと」は鎌田慧「椎の若葉に光あれ−−葛西善蔵の生涯」(岩波現代文庫)の解説として書かれた文章。鎌田本が読みたくなる。

 荒川さんは勧め上手の人だから、その他にも渡辺京二「逝きし世の面影」(平凡社ライブラリー)や高見順「敗戦日記」(文春文庫)なども積ん読の山からすぐに取り出してきたくなるように紹介されている。


 ネットで8月の“文庫近刊情報”が更新されている。

 この3冊が気になる。


 今日のヴォーカルアルバムはこれ。

コーヒー、シガレッツ&メモリーズ

コーヒー、シガレッツ&メモリーズ