人生をやり直す。


 仕事を終えて駅近くにある宅急便の受付センターに行って段ボール箱をひとつ買う。220円也。

 お金を出して買ったのは初めて。いつものコンビニでは缶ジュースなどの小さな箱しかなく、前回の入手先であるスーパーから段ボールが置かれていたカゴが撤去されてしまいこれもダメ。ついに購入に踏み切ったというわけ。


 さっそく持ち帰り、本を詰め、近くの宅急便受付のクリーニング屋に持っていく。これで金曜日には往来座に着くだろう。




 今回の伴健人商店の出品は以下のとおり。



【単行本・雑誌】

「コミさんの二日酔いノート」田中小実昌
エドマンド・ウィルソン批評集2 文学」エドマンド・ウィルソン
植草甚一スタイル」
江戸川乱歩と少年探偵団」 堀江あき子(編)
「東京十二契」野坂昭如
「月とメロン」丸谷才一
「社史に見る太平洋戦争」井上ひさし(編)
「〈郊外〉の誕生と死」小田光雄
「たんぽぽの酒」レイ・ブラッドベリ
「波の絵、波の話」 稲越功一村上春樹
「悩みはイバラのようにふりそそぐ 山田かまち詩画集」
「文藝別冊 ナンシー関
「リテレール 批評の快楽」安原顯(編)
「村山槐多全集」
「番線」久世番子
「6月16日の花火」丸谷才一
「イギリス新鋭作家短篇集」柴田元幸(編訳)
「ヘンな本あります」北尾トロ
「『歩く学問』の達人」中川六平
「東京2時間ウォーキング」藪野健
ユリイカ宮崎駿特集)』
文學界』2008年4月号
『gris-gris』


【文庫】

「ニコライの塔」川又一英
「わが百味真髄」檀一雄
「日本ぶらりぶらり」 山下清
「童話集 春」竹久夢二
「泉に聴く」東山魁夷
「ロレンスを愛した女たち」中村佐喜子
「ふところ手帳」下母澤寛
「東光金蘭帖」今東光
ヴィレッジ・ヴァンガードで休日を」 菊地敬一
「自分の羽根」庄野潤三
「伊豆の旅」川端康成
夢声の動物記」徳川夢声
血と薔薇コレクション1」澁澤龍彦
「圓太郎馬車」正岡容
吉行淳之介エッセイ・コレクション4 」荻原魚雷
「ちんちん電車」獅子文六
「私説東京繁盛記」 小林信彦
「私説東京放浪記」小林信彦
「わたしの台所」沢村貞子
「金色の伝説」森三千代
「吾輩は猫の友だちである」尾辻克彦
「料理のお手本」辻嘉一
「インスタントラーメン読本」嵐山光三郎
「番茶菓子」幸田文
「三文紳士」吉田健一
「サヴォイ・ホテルの一夜」常盤新平(編訳)
「第二阿房列車内田百間
「わが荷風野口冨士男
「肩書のない名刺」三國一朗
「浅草紅団」川端康成
「森繁自伝」森繁久彌
アール・デコの時代」海野弘
祇園の女」杉田博明
トットのピクチャー・ブック」黒柳徹子
「回想の江戸川乱歩小林信彦
「黒いハンカチ」小沼丹
「日本の名匠」海音寺潮五郎
「桟橋で読書する女」マーサ・クライムズ
「いつか聴いた歌」和田誠
「小説中華そば『江ぐち』」 久住昌之
「『アフリカの女王』とわたし」キャサリン・ヘップバーン
「牛のあゆみ」奥村土牛
「戦中派不戦日記」山田風太郎
「ふるさとの詩 原田泰治の世界」原田泰治
「女の小説」丸谷才一和田誠


【新書】

「異郷の空」杉山秀太郎
「豚の死なない日」 ロバート・ニュートン・ペック
「セレブの現代史」海野弘
「悪女入門」鹿島茂
「東西書肆街考」脇村義太郎



 今週末の外市にぜひお運びください。



 アマゾンからiPodが届く。さっそく愛用のマックを立ち上げてitunesを読み込ませようとしたらOSが古く対応しないことがわかる。まさか、4年前の機種でもう駄目なんだ。がっくり。


 しかたないので、Vistaが入っているPCにitunesをダウンロードし、CDを一から入れなおしていく。面倒くさいと思っていたがこれが結構楽しいことに気づく。まるでもう一度人生をやり直しているような気分になる。