ポロリあり。


 今日は仕事場にこの春転勤していった同僚が訪ねてきた。


 退勤後、同じ部署だった同僚たちと彼を囲んで焼き肉屋へ行く。この店はおいしいとウチの職場で評判の店なのだが、これまで機会がなく、来たのは今回が初めてとなる。
 サンチュの代わりに千切りのキャベツが山盛りになった皿が出てくる。焼き肉でそのキャベツを包むようにして食べる。これはこれで悪くない。何皿もキャベツをおかわりしてしまう。
 また、タレの他に唐辛子パウダーが出てくる。この店の常連である同僚は、タレにとろみが出るくらいにパウダーを入れてかき混ぜる。茶色をしていたタレがまるでどろどろの血のような粘り気をもった赤い液体に変わってしまう。見た目はとても辛そうなのだが、肉につけて食べてみると意外に辛さはなく、これがとても美味。思わず食もすすみます。


 入店時には大雨だったが、帰りにはすっかりあがっている。ただし、やたらめったら風が強い。
 焼き肉屋で貰ったガムを噛んでいたら、先日歯医者で入れてもらったかり止めのセメントがポロリと取れる。あ、しまった。と思っても後の祭り。来週月曜日の次の診察日まで穴の開いた歯で生きていかなければならないのか。


 今月21日から23日まで、京都への出張が決まる。仕事の合間に古本屋を覗いてしまいそう。とりあえず、楽しみが増えた。