振替えればヤツ(仕事)がいる。


 本日世間は振替休日だが、休日出勤。この出勤に振替はない。とほほ。


 やたらと天気がよく、暑いくらい。昼過ぎまで野外仕事。今日は早めに終わる。このところまともに休みをとっていないので、早く家に帰って休みたい。


 駅ビルの大戸屋で昼食をとり、無印で“洗濯ハンガー・シャツ用・6連”を買い、家電量販店で電球を買ってから帰宅。


 洗濯をしながら、「モンティ・パイソン・レアリティーズ」から「アット・ラスト・ザ・1948・ショウ」の未見の2話分を観る。


 20分ほど仮眠をとってからコンビニへ夕食を買いにいく。いつもいるオカマ言葉のおじさんが他の店員から「店長」と呼ばれていた。店長だったんだ。
 支払いを済ませたあとその店長さんにいらない段ボールを貰えないか聞いてみる。今はないがとっておいてくれるとの約束をとりつける。今週末の外市用の段ボールが手元になくて困っていたのだ。ありがたい。


 家に戻って、「ロング・グッドバイ」の残りを読む。今日はゲッツのアルバムがBGM。2枚聴き終わるころに読了。このチャンドラーの代表作を再読してみて、いかに「羊をめぐる冒険」がこの作品に影響を受けているかを再確認する。大学時代に所属していた研究会の会誌(僕が編集長でガリ版で印刷していた)に「あなたに似た人」という題でこの2作品の関係についてエッセイを書いたことを思い出した。
 

ザ・コンプリート・ルースト・セッション Vol.1

ザ・コンプリート・ルースト・セッション Vol.1

ザ・コンプリート・ルースト・セッション(2)

ザ・コンプリート・ルースト・セッション(2)



 夕食後、シールはがし液を使って外市用の本の値札はがし。最終的に持って行く本(雑誌を含む)は110冊になる予定。エクセルを使ったリストはできたから、後は値札を作らなきゃ。連休中だから本の発送も早くしないと間に合わなくなるかもしれないな。


 値札はがしを終えて、久々に古典入門。読みかけだった田中貴子「検定絶対不合格教科書 古文」(朝日選書)を読み終える。本編の間におかれたコラム「キャノンはお好き?」で田中さんは丸谷才一三浦雅士鹿島茂「文学全集を立ちあげる」における古典文学のセレクトに疑問を投げかけている。作品名ではなく作者名による括りでは、拾いきれなくなる作品が多いことと、結局はこれまでの全集本、体系本とほとんど重なる新鮮味のない巻立てになっているというのが田中さんの批判。