午後3時まで仕事をし、いったん職場を出て歯医者へ。待合室では「天文台日記」の続きを読む。
今日は一日雨になるそうだから、また職場へ戻って溜まった仕事を片付けようと思っていたのだが、歯医者を出ると雨はやみ、雲の切れ間から薄青い空が見えているのを眺めているうちに出かけたくなってしまった。職場に戻って帰り支度をして、散歩がてらにブックオフまで歩く。
今週末に往来座外市で100冊ほどの本を売ることになっていて、気が大きくなったためか、結構たくさん買ってしまう。考えてみれば持って行った本が全部売れると決まったわけではないのだが。
すべて105円棚から。
- 締木信太郎「パンの百科」(中公文庫)
- 谷沢永一「読書の悦楽」(PHP文庫)
- 加藤治子「ひとりのおんな」(福武文庫)
- 山川静夫選「歌舞伎読本」(福武文庫)
- 高橋義孝「すこし枯れた話」(講談社文庫)
- 青山南「木をみて森をみない」(ちくま文庫)
- 「ちくま日本文学全集 幸田文」(筑摩書房)
- 吉野源三郎「職業としての編集者」(岩波新書)
- 『SIGHT』2004年冬号vol.18
- 『頓知』1995年10月“創刊号”
- 『頓知』1995年12月“楽して生きる道”
- 『頓知』1996年2月“にぎやかベトナム大図鑑”
- 『頓知』1996年3月“花も実もある本屋さん特集”
- 『頓知』1996年4月“愛さずにはいられない”
「ひとりのおんな」は女優加藤治子さんへのインタビューをまとめた本。インタビュアー&構成が久世光彦さんであるというのがポイント。
「すこし枯れた話」は「daily-sumus」経由で読んだ高橋輝次さんの「古書往来」第50回「三国一朗の戯曲と青木書店のこと」(http://www.sogensha.co.jp/page03/a_rensai/kosho/kosho50a.html)でこの本の解説を三國一朗さんが書いていると知って購入。
『SIGHT』は“2003 YEAR BOOK”で、「BOOK OF THE YEAR 2003」を掲載している号なので買っておく。
雑誌の棚にいったら筑摩書房で出していた雑誌『頓知』が10冊ほど出ていた。程度がそれほどよくなかったので内容をみて5冊ほど選ぶ。1995年12月号に赤瀬川原平×古今亭志ん朝「中古カメラうふふ噺」という対談が載っているのを発見。
実は上記の他に3冊購入しているのだが、これは外市用とするのであえて書名を伏しておきます(別に珍しい本ではないですけどね)。
帰りに家電量販店で音楽用CD-Rを買い、バスで志ん朝「真田小僧」を聴く。
バス停前のコンビニに入るとオカマ言葉の店長さんが段ボール箱を用意して待ってくれていた。希望していたサイズよりちょっと小さめであるがありがたい。
帰宅後、貰ってきた段ボールに本を詰めてみる。おお、110冊ほどがうまく2つの段ボールにピッタリと入った。「オレって箱詰めの天才かも」と一瞬思ってしまうくらいにうれしい。
音楽用CD-Rを使いアン・サリー嬢の歌う日本語の歌を1枚にまとめる。収録曲は以下の通り。
1星影の小径(Hallelujah〜Live2001-2003)
2Rainbow Sea Line(Day Dream)
3三時の子守唄(Day Dream)
4週末のハイウェイ(Day Dream)
5こころ(Day Dream)
6蘇州夜曲(Moon Dance)
7星影の小径(Moon Dance)
8アフリカの月(BRAND NEW ORLEANS)
9胸の振子(BRAND NEW ORLEANS)
10レモン林 (SOUTHERN KIDS)
11夜来香(Love)
12きよしこの夜(Hallelujah〜Live2001-2003)
こういったアン嬢の歌う日本の佳曲アルバムが何枚も聴きたいものだ。今夜はこのオリジナル編集CDを繰り返し聴くことにしよう。