谷中が終われば外市だ。

 本日も5時半起床で、メシ、風呂、出張。


 天気がよく、陽射しが強い。花粉の残留思念を感じながら、ぐずつく鼻をだましだまし、野外仕事で一日過ごす。


 辛抱したかいあって、例年以上の成果をあげた2日間となった。


 仕事の空き時間に近くの休憩所で石田五郎「天文台日記」(中公文庫)を読む。天文台というところはこんな風に仕事をしているのだということが分かり面白い。


 地元に戻り、本屋へ。

 前者は鶴見太郎氏による岡崎武志「読書の腕前」書評が掲載されている。後者は第2特集が“「本」は本当に死んだのか?”。レジ横で『本の旅人』5月号を貰う。


 地元で唯一行列のできるラーメン屋で大盛りつけ麺を食べる。以前は無料でネギ飯が付いていたのだが、いつの間にか無くなっていた。


 つけ麺を待ちながら『本の旅人』から北重人「近景の書店」というエッセイを読む。北氏は今年に入って第3作「白疾風」を出した時代小説家。この方は僕の同僚の同級生であるそうで、その同僚からぜひ読んでくれとお願いされているのだ。そのうち1冊読んでみようかなと思う。


 帰宅して入浴。昨日聴いた加山雄三トリビュートアルバムの続きを聴く。ASKA「夜空を仰いで」、さだまさし「旅人よ」、平松愛里「まだ見ぬ恋人」など。


 買ってきた『週刊朝日』と『ダカーポ』をパラパラと読む。『ダカーポ』の「本」特集はちょっと肩すかし。分量も少なく、雑誌への言及がほどんど。“本”はどこへ行った?


 「ロング・グッドバイ」を久し振りに手に取る。村上訳だからどうしてもBGMがゲッツかエバンスになりがち。今日はこっち。

On Green Dolphin Street

On Green Dolphin Street


 テクノラティで“一箱古本市”を検索し、該当するブログをいろいろ覗く。天気もよく、盛況だったようだ。よかった、よかった。


 さあ、こちらも往来座外市一箱の準備を終わらせないといけないな。谷中が終われば外市だ。