多いな居眠り。


 朝5時半に起きて、「おかずのクッキング」を観ながら朝食の菓子パンを食べる。土井先生が筍を山にとりに行っている姿を見ながら、愛用している料理屋の焼き筍の味を思い出した。


 出張野外仕事に行く。風が強く吹き、まだまだ自分にとっての花粉の季節が過ぎ去ったわけではないと思い知らされる。午後遅く急な雨がやって来て、寒くなった。
 そんな悪条件の中で、順当な好結果と予想外の好結果を得てまずまずの初日であった。明日は、天気も良さそうだから、今日以上の好結果を期待したいものだな。


 帰りの電車の中で島内景二「文豪の古典力」(文春新書)読了。漱石・鴎外・一葉・紅葉・晶子における「源氏物語」の影響を論じたもの。講談社学術文庫の「源氏物語湖月抄」が北村季吟によるオリジナル版ではなく、有川武彦校訂の「増註源氏物語湖月抄」であったことを知る。


 地元に戻って新刊書店2軒と古本屋1軒を回るもなにも買わず。『國文学 解釈と教材の研究』がリニューアルしてちょっと紙質も軽くカジュアルなデザインに変更された。買おうかと手に取ってみたものの、1600円という値段と目次が思ったより魅力的ではないため、棚に戻す。『國語と國文学』は上代から近代までの研究現状の特集。近代の担当者の一人として曾根博義先生が登場している。読みたいのだが、3000円という定価にこれも棚に戻す。


 駅ビルのドラッグストアで石鹸などを買い求め、バスの中で昨日途中まで聴いた志ん朝「百年目」を最後まで。


 帰宅後、野外で冷えたからだを風呂に入って温める。流していたのはこのアルバム。本の山の影にCDの山があり、その中から久し振りに発見した加山雄三トリビュートアルバム。

60 CANDLES

60 CANDLES



 カールスモーキー石井の「君といつまでも」、THE ALFEEの「夜空の星」、多良尾伴内楽団Produced by
大瀧詠一「ブラック・サンド・ビーチ」、チューリップ「蒼い星くず」、槇原敬之「お嫁においで」などを聴いた。


 平積みの山の上にあった「ロング・グッドバイ」が僕の方に倒れてきた。まるで続きを読めと言っているように。
 このところ日曜に休めていないので、眠くて仕様がない。今日の行き帰りの電車やバスでも、また、日記を書いている今でも気を許すとすぐに居眠りをしてしまう。
 明日もまた休日出張だ。まだまだ眠い日が続く。