電話の音で目覚める。生命保険会社からの連絡だった。
風呂に入り、立川談春「文七元結」を聴く。最近めっきり独演会のチケットがとりにくくなった談春さんの高座がわりにとりあえずCDで我慢しておこう。
宅急便で体重計が届く。同僚の結婚式の引き出物としてカタログから選んだのが体脂肪や内臓脂肪をチェックできる機能の付いたこの体重計というわけ。
さっそくケースから出して説明書片手にのってみる。体重は思ったほど増えていなかったが、内臓脂肪が予想以上に多い。このところ夜に外食になることが多く、なるべく麺類ですますという自分なりのルールを破って飯ものを食べまくっていたつけが出てきたということだな。反省。
天気同様気分が晴れない。とっておいた11月の外市の売り上げをサイフに入れ散歩がてらにブックオフへ。気晴らしに本をどっさり買ってみる。
- 桂枝雀「桂枝雀のらくご案内」(ちくま文庫)
- なぎら健壱「東京酒場漂流記」(ちくま文庫)
- 加東大介「南の島に雪が降る」(ちくま文庫)
- 久世光彦「一九三四年冬 乱歩」(新潮文庫)
- 澁澤龍彦「世界悪女物語」(河出文庫)
- 高田文夫「毎日が大衆芸能 娯楽・極楽・お道楽しょの2」(中公文庫)
- 沖浦和光「幻の漂泊民・サンカ」(文春文庫)
- ゲーテ/池内紀(訳)「ファウスト 第1部」(集英社文庫)
- ゲーテ/池内紀(訳)「ファウスト 第2部」(集英社文庫)
- 村上春樹「ザ・スコット・フィッツジェラルド・ブック」(中公文庫)
- レイモンド・カーヴァー/村上春樹(訳)「僕が電話をかけている場所」(中公文庫)
- レイモンド・カーヴァー/村上春樹(訳)「夜になると鮭は…」(中公文庫)
- 成田龍一「大正デモクラシー」(岩波新書)
- カーター・ブラウン/田中小実昌(訳)「とんでもない恋人」(ハヤカワポケットミステリ)
自分用、外市用とりまぜて105円棚から。
家に戻り、鞄にワイシャツをねじ込んで家を出る。クリーニング屋でワイシャツを出してから床屋へ。待ち時間に北村薫・宮部みゆき「名短篇、ここにあり」(ちくま文庫)から吉行淳之介「あしたの夕刊」を読む。偶然なのだが、この短篇、主人公が理髪店で散髪するところから始まっていた。
帰宅して、『文學界』2007年12月号を探し出し、芥川賞をとった川上未映子「乳と卵」を読み始めたが、どうも活字を追う気力がなく、ほんの数ページで投げ出す。
コンビニで買ってきた鶏肉入りうどんに生姜を入れて夕食に。内臓脂肪と戦うために夜は麺類を復活させていこう。
その後は、テレビをぼんやり眺める。映画「エイリアンVSプレデター」や金子光晴を扱ったETV特集など。
天才天文学者を扱った「情熱大陸」を眺めていたら岡山の天文台が出てきた。これは石田五郎「天文台日記」に出てきたあの天文台だろうか。