仲良きことは美しきかな。

昨晩は志ん朝「子別れ」を聴きながら就寝。


朝7時半に起床。
母親と箱根駅伝を見る。これもわが家の恒例行事だ。
駅伝は、後半に順位が入れ替わるそれなりに見応えのあるものであったのだが、相変わらずスポーツを感動物語にしようとするテレビ局と、繰り返し同じCMを見せられるのには閉口する。

駅伝終了後、姪や甥も出かけたのでのんびり読書。荒川本の続き。
読んでいて気になったのは村上春樹作品に対する評価の振幅や文学から文学を作る作品に対する態度の揺れなど。
あと小西甚一「日本文学史」(講談社学術文庫)は読んでみたいと思った。

同僚の女の子から年賀メールが携帯に届いていた。《ぜひぜひ来年も仲良くしてくださいね》という表現を見てちょっと固まる。とりあえずあなたより20歳ぐらい年上だし、いちおう立場上は上司でもあるんだけどななどと己の貫禄のなさを思いつつ、また彼女が他の上司にも同じようなメールを送っていないことを祈りつつ、型通りの年賀挨拶のメールを返信する。