答えは2月に。

 10時起床。メールの着信音で目覚める。


 先日、INFOBAR2とのコラボレーション企画で吉田カバン(PORTER)が作ったショルダーバッグを注文したことに関するメールだった。


 昼前に宅急便でバッグが届く。思っていたよりも小振りだったが、黒い外装とチャックを開けると中が赤一色というコントラストがいい。


 早速、その鞄にINFOBAR2と坪内祐三「文庫本福袋」(文春文庫)を入れて家を出る。


 先週に続いて横浜へ買物に行く。まずは、先日還暦を迎えた職場の先輩へのプレゼント用の筆記用具をそごうのロフトに見に行くがこれというものがない。諦めて西口へ渡り、ヨドバシカメラへ。


 ヨドバシで先日結婚した同僚への結婚祝いの家電用品を購入し、配送の手配をする。


 有隣堂を覗いて『Lmagazine』1月号を見つける。地元ではまだ棚に並んでいないのだ。特集は“京阪神北欧雑貨案内”。いつもながら表紙のデザインがいい。


 買物の目的が3分の2達成できたのでよしとして帰りの電車に乗る。ひと駅前で途中下車してブックオフへ寄り道。その前にモスバーガーに寄り道中の寄り道を。


 テリヤキチキンバーガーとサウザン野菜バーガーをまちながら「文庫本福袋」を読む。3年振りの再読だが、やはり楽しい。


 栄養と水分の補給を済ませて、いざブックオフへ。

 すべて105円。


 バスをひとつ前で降りてファミリーマートで買物を済ませ、坂を上がってクリーニング屋で洗濯物を受け取る。並びにあるミニストップの降りたままのシャッターに昨日紙が張られた。それには「改装のためしばらく営業を停止しております。再開は2月中旬を予定しております。」と書かれていた。最初“12月”の間違えではないかと見直したが何度見ても“2月”であった。
 2月までの数ヶ月間、あのオカマ言葉の雇われ店長はどうやって生活するのだろうか。それともすでに馘首され、どこか他へ生活の拠点を移したのかもしれない。どちらにしても2月には答えが出るはずだ。


 帰宅して、『Lmagazine』から山本善行さんの「天声善語」を読む。2007年度回顧の文章となっているのだが、山本さんが選んだのは2つのイベント。ひとつは先日僕も行った世田谷文学館での植草甚一展。もうひとつはUBCで行われた「和田誠ミュージアム」。後者に行けなかったのは僕としても残念だった。


 1時間ほど持ち帰りの仕事をした後、「文庫本福袋」を読む。読んでいるとジミー・ウエッブが作り、グレン・キャンベルが歌った「ガルウ゛ェストン」が坪内さんの好きな曲として出てくるのだが、この曲を昨日どこかで見たなと思い「村上ソングズ」を開いてみるとありました。ベトナム戦争に行った若者が故郷のガルウ゛ェストンに残してきた恋人を思う歌だと知る。


 1時間ほど「文庫本福袋」を堪能した。やっぱり面白い。BGMはこれ。これもアン・サリー人生の5枚のひとつ。

And Piano!

And Piano!