1/100と五/百。

仕事を終えてユニクロへ。
今週末からの泊まりがけ出張のための衣類を買い込む。


本屋に寄る。

岩波文庫の今月の新刊からこちらをチョイス。「食道楽」に続く“道楽もの”の1冊(とはいっても書かれたのはこちらの方が先とのこと)。黒岩比佐子さんの解説を見ると、村井弦斎は“道楽もの”を百編書いて《百道楽》にするつもりでいたらしい。実際には“五道楽”で終わってしまったらしいですが。


CDショップで。

ベートーヴェン:交響曲第3番

ベートーヴェン:交響曲第3番


昨日の100枚ショックの影響もあり、慎ましく“ドイツ・グラモフォン ザ・ベスト1000”シリーズ(1枚1000円の廉価版100枚のシリーズ)から1枚これを選ぶ。「英雄」は「のだめカンタービレ」の原作で千秋が指揮棒を振っていた曲。


帰宅して出張準備のための洗濯をし、テレビで“亀田対ランダエタ”を観る。実況と解説がうるさいため音を消して、「英雄」を流す(別に皮肉な意図はなし)。不思議と画面の打ち合いと音楽がシンクロする瞬間があって面白い。


その後は、小林信彦「映画が目にしみる」の続きを読む。小林氏のコラムを読んでいると、観たいDVDがたくさん出てきて困ってしまう。例えば伊東四朗「喜劇 熱海迷宮事件」、クリント・イーストウッドピアノ・ブルース」、「五線譜のラブレター」、成瀬已喜男「女の中にいる他人」などなど。



今日の4000番台。

ノー・ルーム・フォー・スクエアーズ

ノー・ルーム・フォー・スクエアーズ

ハンク・モブレーの2つのセッションからなるリーダー作が4149番。
ドナルド・バードハービー・ハンコックと組んだセッションから4曲、リー・モーガン&アンドリュー・ヒルと組んだものから2曲の計6曲からなる。前者による1、2曲目を経て、後者による3曲目を聴くとなんだか演奏の雰囲気がサッと変わるような気がする。これもピアノのアンドリュー・ヒルの参加によるものか。ただ同じメンバーの6曲目ではあまり違いを感じていないので単なる曲のイメージの違いなのかもしれないけど。