宵越しの食券。

本日は遅番。なんだか肌寒さを感じて目覚める。


湯舟につかりながら、金原亭馬生「目黒のさんま」を聴く。風呂が気持ちのいい季節になったな。


出がけに手近の本の山をどけてみたら塩山芳明「出版業界最底辺日記」(ちくま文庫)を発見する。この数週間読みたくて探していたのだ。記憶とは違うカバーがかかっていたため気がつかなかったようだ。先日、著者の塩山さんをナマで見たばかりなのでなおさら読書欲が高まる。カバンに入れて出勤。


駅ビルでオコワと紅茶を買ってから職場へ行く。
本日はワケあって暇な一日。暇なりにパソコンに向かって文書を打ったり、エクセルで表を作ったりとコチョコチョと細かい仕事をこなしておく。夕方から野外仕事が入るが、これが寒い。まだ夏の名残りを覚えている体にこの風は酷だよ。


退勤後、本屋へ。
本日も「本日記」の入荷なく、仕事本を2冊買っただけ。


駅前でつけ麺を食べようと食券を買って中へ入ると満員御礼。寒い外で待つ気はせず、食券をポケットに入れて帰る。この食券、日付は入っているが、明日も使えるよね。


帰宅して、パソコンを立ちあげると、いろいろとコメントやトラックバックをいただいている。一箱古本市にyomunelさんが来ていたことを知る。話もできず残念。


テレビをつけると日本シリーズをやっている。久し振りに珍プレーの生みの親と言われる宇野選手(現中日コーチ)の顔をアップで見る。昔と変わらぬパンチのある顔力を堪能した。


今日の4000番台。

プリーチ・ブラザー(紙ジャケット仕様)

プリーチ・ブラザー(紙ジャケット仕様)


テナー奏者のドン・ウィルカーソンのリーダーアルバムが4107番。このマイナーテナーのマイナーアルバムが脚光を浴びたのは3曲目の「デム・タンバリンズ」がロンドンのクラブシーンで踊るジャズとして評価されたかららしい。僕にとってはソニー・クラークが参加しているところに意味がある1枚なのだが。
顔と言えば、このジャケットの顔写真。鼻の穴が影になってしまいまるで大きな一つ穴のように見える。これじゃ「天才バカボン」の日本一ピストルを撃つおまわりさんだよ。

【購入できる新刊数=2】