秋箱。


朝から雨。涼しい。


仕事帰りも雨。本屋へ。


杵屋に入り、うどんつけ麺を頼む。先程買った雑誌を眺める。
本の雑誌』は特集が“活字の人体実験!”。大学生に一ヶ月岩波書店の本ばかりを読ませるというような実験を数名に行っている。読書日記形式なので面白い。
週刊新潮』は巻末の「古都を旅する とっておき私の京都」のグラビアページに目を走らせる。岡崎武志さんが下鴨古本まつりの会場の真ん中で両手に古本の入ったビニールバッグを下げながらポーズをしている。これは僕も行った初日の光景だ。あの日の取材がこういうカタチになったんだな。


帰宅するとポストに向井透史さんからメール便が来ている。早稲田青空古本祭の目録と浅生ハルミンさんのイラスト地図が入った「古本共和国」を送ってくれたのだ。うれしい。「古本共和国」には堀江敏幸さんのエッセイと堀江さんと早稲田古本屋街を回った向井さんと柳瀬徹さんの随行記も掲載されている。とりあえず、随行記を読む。面白い。


夜になってますます肌寒く秋を感じる。
秋も一箱古本市に参加することにした。空き箱に持っていく予定の本を詰めておいてあるのが目に入る。これが本当の“秋箱”なんてね。




今日の4000番台

フェイス・トゥ・フェイス

フェイス・トゥ・フェイス


ベイビー・フェイス・ウィレットの初リーダーアルバムが4068番。テナーのフレッド・ジャクソンが存在感のあるプレーを聴かせてくれる。脇に回ったグラント・グリーンもいい。5曲目のウィレット作「サムシン・ストレンジ」は、上々のファンキーチューンだ。


【購入できる新刊数=7】