土曜の夜に「サンデイ・モーニング」。


本日は昼から職場を出て出張する。


秋も深まり、野外の仕事は上着を着てても涼しく感じる。

地元の本屋で。

レジ横で『ウフ.』No.053を貰う。


iPodで「姑獲鳥の夏」を聴きながら帰宅。


ポストに聖智文庫さんから「ヨコハマ古書まつり」の目録が送られてきていた。10月26日〜29日か。行けそうもないな。


どうも風邪っぽい。夕食後風邪薬を飲んでから読書。


小林信彦「決壊」(講談社文芸文庫)から表題作を読む。小林作品のファンにはおなじみのあの葉山の家をめぐる物語。あまり語られなかった夫人のことが少し突っ込んで書かれている。小林文学のキーワードの一つである《家》の問題が濃く描かれ、小林氏が葉山の家にこだわった心の在り様を知ることができる。
この「決壊」について南陀楼綾繁さんが「ナンダロウアヤシゲな日々」で《容子の父が出雲地方の出身であることも、修には自分たちの将来にとって暗示的なものに感じられた》の一文を意味不明としていたが、これは素直に“出雲=出雲大社=縁結びの神様”と考えて、婚約者の容子と結婚し、容子の家のような家庭を構えることへの暗示を修が感じていると読めばいいのかなと思ったのだが、どうだろう。


“秋も一箱古本市”に参加することを、友人たちにメールで送る。すぐに受信メールがあったので、すばやい反応を喜んでいると同僚からの仕事のメールであった。送ってから数時間経った現在も誰からもリアクションはない。う〜ん。


今日の4000番台。

サンデイ・モーニン

サンデイ・モーニン

4098番は今日も見つからないので、ひとつ飛ばして4099番を聴く。
グラント・グリーンケニー・ドリューの共演盤。この2人の共演というのはちょっと意外。それに、ドリューがマイルスの「ソー・ホワット」を演奏しているのも不思議な感じ。曲としては3曲目「栄光への脱出」がいい。グリーンとドリューが映える曲調だと思う。


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