今日は職場の食堂で新年会。立食なのでいろいろ食べた。
退勤後、地元のサブカル系古本屋のサービス券(500円分)があることに気付き、券を使って2冊を購う。
両方で560円。60円足が出た。『Switch』は笠智衆特集。20周年記念号に再録されていた「山川草木」の掲載号。表紙の丸い傘の電球(外灯か)を持った笠さんの姿がいい。その他、笠智衆写真集かと思わせるほど沢山の写真が載っている。笠智衆ファン垂涎の一冊かな。
帰宅してネット散策してみると「本やタウン文庫近刊情報」(前はBOOKCLIPと言っていたヤツ)が更新されている。2月の新刊ではこんなところが気になる。
【河出文庫】
- 色川武大「あちゃらかぱいッ」
【講談社文芸文庫】
- 小島信夫・森 敦「対談・文学と人生」
【知恵の森文庫】
- 山下洋補「音がなければ夜は明けない」
【光文社文庫】
- 吉田健一「酒肴酒」
【ちくま文庫】
【ちくま学芸文庫】
- ウィリアム・モリス・川端康雄(訳)「理想の書物」
【中公文庫】
【文春文庫】
- 海野 弘「陰謀の世界史」
吉田健一「酒肴酒」は番町書房のユーモアエッセイ集シリーズの文庫化なのだろうか。だとすれば、「続酒肴酒」だけではなく、他の作家のものも光文社文庫に入ることになるかもしれない。できれば、番町書房版の山藤章二画伯の似顔絵の表紙をそのまま生かしてほしいものである。
「紙つぶて」を読み継ぐ。950ページ近い大冊のため、読んでも読んでもあまり進まないような感じ。めっぽう面白いからまだまだ残りがあるのはうれしいのだが、未読の谷沢本や本書に登場する積ん読本を読みたくなってしまうため、早く読了したい思いもある。楽しくてつらい時間を過ごす。