ライブが基本。

本日は午後から職場の研修会があり、講演を聴く。講演の内容よりもそれを聴く同僚たちのリアクションに注意がいってしまう。自分の興味というものがいずこにあるのかがこんなところにあらわれてしまうんだろうな。
思いのほか退勤が遅くなってしまったので、ブックオフ行きを断念して、CDショップを覗いてから帰る。

昨日「アン・サリーのナイト&デイ」で聴いて気に入ったアルバム。ライブ録音のため1曲がほとんど10分をこえる長尺もの。観客たちの歓声が聴こえ、その声に応えるかのようにウィントンのトランペットが熱を帯びていく。どちらかというと頭でっかちで技巧先行のイメージであったこの人の印象がよい方に変わった気がする。ジャケットも“お約束”ではあるが、リード・マイルス時代のBLUE NOTEのトリビュートとなっていて悪くない。写真がフランシス・ウルフだったらいうことはないのだけれど。
夜、「月の輪書林それから」読了。目録作りのために“三田平凡寺”を生きようとする高橋徹さんの姿に心打たれる。ああ、五反田の「本の散歩展」に行って、月の輪書林さんの棚から本を買ってきたかったなあ。
スタンダード・ライヴ