バトンが回ってきました。

Musical Batonなるものが(id:mittei-omasa)さんと(id:yugi713)さんから回ってきた。こんなものがあるとは全く知らなかった。せっかくのご指名なので、遊びのつもりで以下書いてみます。

【Total volume of music files on my computer (コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量)】
今、iTunesの容量を確認したら7.86GBありました。最近新しい音源を入れていないことを思い出した。


【Song playing right now (今聞いている曲)】

  • STANLEY TURRENTINE「JUBLLEE SHOUT!!!」(BLUENOTE)

今日職場で残業中にipodでこのアルバムを聴いていた時に、Musical Batonが僕に回ってきたことを知った。この録音の3ヶ月後にこの世を去ってしまうピアニストのソニー・クラークの遺作でもある。そんなことを抜きにして、至極普通なブルーノートのアルバムの1枚。その何でもなさがとても好き。

ジュビリー・シャウト

【The last CD I bought (最後に買った CD)】

『考える人』のクラシック特集を読んで、内田光子さんに興味を持った。内田さんのモーツアルトを聴きたいと思っていたのだが、近所の店にはこの輸入盤のシューベルト集しかなく、しかもかなり長いこと面出しされていながらずうっと売れずに置いてあるのが行く度に気になっていた。今日、この項目があるのを知り、ついに意を決して購入。クラシックも聴くところを見せようというさもしい根性が我ながら感じられる。それでも、モノクロの写真をデザインしたジャケットのセンスの良さとこの機会を逃したら一生シューベルトの音楽に親しむことはないだろうなという思いが後押ししてくれた。

Uchida Plays Schubert (Coll)

【Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me (よく聞く、または特別な思い入れのある 5 曲)】

この曲が入っている「moon dance」を衝動買いしなければ、現在のようなアン・サリー至上主義者にはなっていなかっただろう。この後、彼女が参加しているアルバムを探し求める充実した数週間を過ごした。今でも寝しなに聴く。幸せなひと時。

ムーン・ダンス

大学時代にSEIKOのCMで流れていたこの曲を聴いてJAZZなるものに心惹かれた。青いジャケットのLPレコードを買ってきて繰り返し聴いた。今はCDで繰り返し聴いている。前にも書いたがこのアルバムの中のクリフォード・ブラウンは最高だと思う。「難しいことをやさしく、やさしいことを深く」という金言はこのアルバムの彼のためにある。

ヘレン・メリル・ウィズ・クリフォード・ブラウン

  • Anita O'Day「Nightingale Sang in Berkeley Square」

「ジス・イズ・アニタ」に入っているこの曲を聴いたがために、2度も元旦にロンドンのバークリー・スクエアのベンチでひと時を過ごすことになった。何の変哲もない四角いちょっとした公園で、この曲を聴きながらサンドイッチを食べた。

ジス・イズ・アニタ

  • GETZ/GILBERTO「THE GLRL FORM IPANEMA」

この曲で始まるこのアルバムに何度寝付けぬ夜を救われたことか。ジョアンとアストラッドの歌声とゲッツのテナーが安眠を保証してくれるのだ。このアルバムが効かない時、自分が最悪の状態へと向かっているのだということを知る。

ゲッツ/ジルベルト

  • BING CROSBY「WHITE CHRISTMAS」

村上春樹羊をめぐる冒険」や小林信彦オヨヨ大統領の悪夢」という僕の中で小説ベスト5に必ずや入るであろう作品に共通して登場するのがこの曲だ。クロズビーとアンドリュー・シスターズ(上記の曲には入っていないが)の声に包まれながら、コンビニで買ったケーキを食べて、僕のクリスマスは過ぎて行くことになる。

White Christmas

【Five people to whom I'm passing the baton (バトンを渡す 5 名)】
どうなのだろう。バトンを渡すことでご迷惑をかけるのではないかと不安と恐縮が心を去らないのだが、とりあえず、自分がこの人の答えを聞きたいと思った方々に素直にバトンをお渡ししよう。ご迷惑ならお捨て置きください。

(id:sedoro)さん
(id:yomumel)さん
(id:kanetaku)さん
(id:higonosuke)さん
(id:akaheru)さん

もし、どなたかと重複していましたらお許しを。