6月の新刊文庫

帰宅後、ブログ散歩をしていると今日の黌門客でBOOKCLIPが更新されているのを知る。
higonosukeさんが気になる6月の新刊文庫をピックアップしてくれている。ほとんど重なるのだが、リスト外で個人的に気になるものを数冊、文庫別で。
河出文庫
橋本 治「絵本・徒然草(上・下)」
集英社文庫
谷川俊太郎谷川俊太郎詩選集(1)」
新潮文庫
ビル・クロウ村上春樹(訳)「ジャズ・アネクドーツ」
双葉文庫
徳岡孝夫「横浜・山手の出来事」
村上訳の「ジャズ・アネクドーツ」は、『スイング・ジャーナル』連載時から拾い読みをし、単行本も買っている。ジャズベーシストとして多くのジャズジャイアンツたちと共演したビル・クロウが集めたジャズ逸話集。いつ文庫になるのだろうと思っていたのだが、やっと登場となった。こういう本は文庫で持ち歩き、電車の中や喫茶店の椅子に腰掛けてちょこちょこと読むのに向いていると思う。文庫化が似合う本。
「横浜・山手の出来事」は、〈アーネスト・サトウやベルツ博士までも巻き込んだ夫殺し事件ー明治29年の横浜外人居留地を震撼させたこの英国領事裁判の模様を克明に再現して人間心理の暗黒に迫ったミステリー・ノンフィクション。〉とアマゾンのレヴューにある。面白そう。

明日は、人間ドックの日。今晩9時から飲食禁止だ。起きていると飲み食いしたくなってしまうので早く寝よう。