赤い月に背を向けて。

　今日も原稿読み。やっと担当分を読み終える。ふう。

　夕方、いやに蒸し暑い湿気の中を退勤すると空には赤い月。月に背を向けるように右に曲がってブックオフへ。

　店に着くとセールをやっていた。文庫・新書２０％OFFと単行本５００円のセールだ。これはいいところに来たなと喜んで棚に向かう。

　１０５円棚の文庫本から。

• 阿部次郎「三太郎の日記」（角川文庫）
• 小谷野敦「退屈論」（河出文庫）
• 小谷野敦「すばらしき愚民社会」（新潮文庫）
• サリンジャー「九つの物語」（集英社文庫）

　単行本を５００円で。

• 「谷川俊太郎エトセトラリミックス」（いそっぷ社）
• 鴨居洋子「鴨居洋子コレクション１　女は下着でつくられる」

　「三太郎の日記」は、昔高校生の頃に買った角川文庫版。杉浦康平氏デザインの黄色いカバーがいい。

　近くのモスバーガーで夕食。南部地鶏のバーガー（期間限定）を食べつつ、広瀬正「ツイス」を読む。

　地元に戻りバスで帰る。バスの中では桂枝雀「七度狐」を鑑賞。

　帰宅後、岡崎武志「雑談王」から小津安二郎関係の文章を読む。小津映画をまた観たくなった。