落語のほうへ。


 今日は休日出張で野外仕事。


 仕事の合間にいつもの休憩所で広瀬正「ツィス」を読む。座談会をそのまま再現したりなどなかなか遊び心があっていい。


 仕事を終え、地元に戻り本屋へ。ちくま文庫の新刊が出ている。矢野誠一戸板康二の歳月」、その他小沢昭一落語本、柴田宵曲本などが気になるが今日は見るだけ。



 帰りのバスは桂枝雀「あくびの稽古」。あくびを習いに行く前のところでいろいろな過去の習い事のエピソードを入れて膨らませているところがいい。


 
 帰宅後、「雑談王」の続き。川端康成伊豆の踊子」や獅子文六「自由学校」の作品とコラム。


 本を閉じてテレビをつけるとテレビ東京の「ソロモン流」という番組で立川志の輔師匠を追ったドキュメントを流していた。観ながら大銀座落語会に結局行けないうちにファイナルになってしまったなあとか、「歓喜の歌」のDVDを借りてみようかななどと思う。8月に国立劇場で演じられた「中村仲蔵」の打ち上げの映像に着物姿の人々に交じり、私服姿の談春師匠を発見。ああ、「赤めだか」読まなきゃ。



 最近、職場などでも落語に興味を持ちだす人が増えている。今月のちくま文庫河出文庫など落語関係の本の刊行も目につく。自分自身でも落語モードに入っており、現在はCDの「枝雀落語大全」を全巻聴いてみるという試みを実施中。これが終わったら、桂米朝師匠のCDを借りてきて全部聴いてみる予定。



 ブログ散歩。わめぞ関連ブログで月の湯での古本市の告知が行われている。10月11日だ。仕事があるのでたぶん現場には行けそうもないが、本は伴健人商店として出品させてもらいます。そのための準備も考えておかなければならないな。