5月の出張と6月の筑摩

土曜日の出勤は出張であったため、その事後処理に午前中一杯費やす。なんだかんだで5月の土曜はすべて出張ということになる。そして土曜にやるべきことは翌週の月曜に全部回ることになり、月曜日は2日分の仕事をしなければならなくなる。仕事に行くことで仕事が増えるというよく考えれば理不尽な状態が1ヶ月間続くことになる訳だ。とほほ。
3連休のスケジュールも決まる。明日、明後日は休日出勤で、明々後日のみ休み。その日も実家に帰って墓参りをすることになっており、フリーで動ける日はなし。
筑摩書房のホームページで6月に出る本をチェック。気になるのは以下の本。

高田里惠子という人は確か「文学部をめぐる病い」(松籟社)を書いた人だ。これを機会に積ん読本であるこの本も新刊と一緒に読んでみたい。
リュミエール叢書は夏に成瀬巳喜男のDVDboxが出るのに合わせた企画か。本とDVDの両方を楽しみたいものだ。
竹中本は朝日文庫版を持っているが、ちくまの竹中シリーズの1冊とあれば、買わずばなるまい。
ルイス・キャロル本は編訳者の柳瀬さんへの興味からの選択。そういえば、柳瀬さんが取り組んでいるという英和辞典編纂はその後どうなっているのだろうか。大勢のスタッフを要しても膨大な時間と手間のかかる辞書作りを個人でやろうとするのがすごい。現代のサミュエル・ジョンソン博士ですね。早く出ないものだろうか。出版された暁には、ジョンソン博士に対するボズウェルのような敬意をもって買わせてもらうのだが。手に入れたらそれを使って何度も投げ出した英語の勉強をもう一度始めてみようかとも思う。
古書現世・向井さんからメール。頼んだ4冊はすべて当たったとのこと。近日中に送られてくるそうだ。楽しみ。